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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:POMの物性(溶け)について)

POMの物性と溶けのトラブルについて

このQ&Aのポイント
  • POM(ポリアセタール)で成形したギアが溶けてしまったトラブルが最近起きました。連続運転で120℃まで温度が上昇するモーターと接しているギアの歯の部分が溶けた状況です。
  • 材料に異物の混入があり、その影響でPOMの融点を超える温度でギアが溶け出してしまった可能性があります。
  • 材料変更をする際には、耐摩耗性などの条件を満たす樹脂材料を選ぶ必要があります。180℃程度を耐える材料を検討することをおすすめします。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

こんにちは、120℃で溶解?は、確かに変ですね。 モジュールなどの寸法的なところが分からないのですが 一つ気になったのは、中国の生産ということです。 弊社でも過去に、中国へ輸出したギア型が成形品に クラックが入り割れが続出するトラブルが発生し 戻ってきた事例がありました。サンプルも添付されて いたので、樹脂メーカーに調査依頼したところ オリジナルとはまったく違う成分の樹脂であることが 判明しました。 現地の成形屋さんでの生産ということもあり樹脂の 入手流通ルートが定かではなかったのですが どうやら、樹脂袋に記載のグレードと中身が、全く 違う物を使用していたようです。 入手可能であれば、その溶けた時の原材料を袋ごと 国内に引き上げ調査する必要があると思われます。 現地では、「M90-44」=「POM一般グレード」 つまりPOMならなんでもOKなのだ?みたいな感覚で 材料袋に「POM」とだけ記載された海賊品が使われて いたりもしますので、材料メーカーの正規ルートを 流通した物を使用するよう徹底指導するなどの手段が 必要かとも思われます。 どうしても、改善が困難であれば単純にガラス入り樹脂や PAやPCの耐熱グレードに変更するなどが考えられます。

noname#230358
質問者

お礼

どうしても射出成形業者を疑わずにいられないのは事実だと思います。熱の問題ですので事故など万が一を考えなくてはならないと思いますので、各方面から調査を進めたいと考えます。ご回答ありがとうございました、参考にさせて頂きます。

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

融点165℃の樹脂が120℃で溶けるはずがありません。 モーターが120℃でも熱伝導ではそれよりも低い温度のはずです。 文面からでは分かりませんが、可能性として次の2点が考えられます。 1.摩擦熱によって溶けた 摺動材料のカタログには、PV値という物が載っています。これは、擦れ合う面の面圧とこすれる速度の積です。材料が溶けてしまうような条件の時のこの値を限界PV値といいます。つまり、この値が大きな材料を選択することで溶けにくくなります。ただし、相手の材質にも依存します。必要レベルの耐摩耗性があり、この値が今より高い材料が目的の物となると思います。 2.変形した 120℃にはなっていないとしても、それなりに高い温度になっていると思います。高温では、樹脂は柔らかくなるので変形を起こします。溶けたように見えることもあります。高温での弾性率が高い材料を選択することが対策となります。 このような観点から、材料メーカーさんや商社さんに相談なさってはいかがでしょうか。

noname#230358
質問者

お礼

詳しいご回答ありがとうございました。PV値という観点から今一度調査を致します。また機会がありました時は宜しくお願い致します。

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