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ボスの頭のヒケで頂点部分が角でなくR0.5になった場合、直径1mm、高さ1mmの場合R0.1になりますか?
- ボスの頭のヒケで頂点部分が角でなくR0.5になった場合、直径1mm、高さ1mmの場合R0.1のように相似になるのか疑問です。
- ボスの頭のヒケで頂点部分が角でなくR0.5になった場合、直径1mm、高さ1mmのボスはR0.5になるのか、それともR0.1になるのか知りたいです。
- ボスの頭のヒケで頂点部分が角でなくR0.5になった場合、直径1mm、高さ1mmのボスの形状がどのようになるか分からないので、教えていただけると助かります。
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こんにちは、型ではφ5×5の止まり穴彫り加工の状況ですね。 成形材が特定されていない成形品の大きさも分からない条件で の回答なので一般的になります。 まず、「ボスの頭のヒケで」とありますが?原因を確認か 確定したのでしょうか?型で止まり穴加工ボスの先端角に 発生するRは、残念ながらヒケが原因ではなく多くの場合 ガス溜まりによるものが原因のようです。 確かに、φ5×5の体積ではφ5中央部に皿状のヒケが 見られますが、それは成形保圧が完了後に進行発生するもの で角のRは、それ以前に型内ですでに形成されています。 それに、溶融樹脂は水のように浸透するものではなく粘体状 で流入し直ぐ表面硬化が始まるものなので、止まり加工の 直角の角には充填されにくい特性もあります。 参考までに、多くのヒケの原因は、ボス部のガスが溶融樹脂 内に逆流するように入り込みボス肉中央で高温の気泡となり 膨張し離型後に冷却され気泡が収縮しその分だけ表面が陥没 し、ヒケとなるのです。ボス高さ中央(2.5)部あたりでも φ5の径が先端よりマイナスしているはずです。成形品をカ ッター等で縦か横に切断して見てください。小さな気泡が 何個か確認できるはずです。樹脂によっては24時間の間に ゆっくりと気泡が収縮しヒケが進行するものもありますので 厚肉のものは、成形後約2日後に数値測定を行うと安定した データーが得られるでしょう。 また、φ1×1の場合は?とありますが、上記の原因から φ5×5の容積に比べてはるかに少ないガスの量ですので 角のRは少なくなります。因みに、Rの数値はガス溜まりに よる不確定な形なので、あいまいな数値(Rみたいに見える) と、受け止められます。 これらのヒケやガス溜まりの対策は、止まり穴加工ではなく 貫通穴加工にし、ガス抜き加工を施したコアピンを挿入する か、肉ヌスミを設けドーナツ形にする。 また、止まり穴加工にするなら、製品図面上でボス角にCま たはRの形状を設ける。などがあげられます。
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>>物理現象として理解したいと ボス形状を構成する金型の組み立てによって内容が変わります。 金型のボス部に樹脂が流入時、排気の構造が無ければ、 概ねひけだけではなく、ショートショット(充填不足)も考えれます。
頂点が角でなくというのは角がないでしょうか、それとも天面が凹むということでしょうか。それによって考え方がかわると思います。 ヒケの要因として、たとえば充填不足、保圧不足など考えられますし、材料によっても違いがあると思います。一口にはいえないと思いますがどちらかといえば相似という考え方かと思います。
お礼
ありがとうございます。 やはり、相似形に近くなりますか。 ちなみに、物理現象として理解したいと思っております。