- 締切済み
溶融亜鉛めっき上への粉体塗装時の発泡について
鉄線材(φ6mm)に溶融亜鉛めっき後、ポリエステル系の粉体塗装を行っています。通常は問題ないのですが、たまに塗装後発泡してしまうことがあります。原因といい対策があれば教えて下さい。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
noname#230359
回答No.1
屋外仕様の通信装置筐体の設計製作に携わっているものです。 私どもの経験からお話させていただきます。 私どもでは過去に亜鉛溶射をした筐体に紛体塗装という仕様の要求が有、大分苦労をしました。紛体塗装前の下地に細かい凹部があると静電気で塗料を吸い付かせた後に焼付け時点で粉黛塗料の表面が軟化し、膜状になった後、中に閉じこめられた空気が炉の熱で膨張し最悪ははじけます。 大手塗料メ-カ-の話ではヨ-ロッパでは既に、この問題の解決のために開発された低温焼付け用の塗料が有るらしいのですが残念ながら日本ではまだ一般的ではないようです。(日本の某塗料メ-カ-が開発中らしい?) 小生残念ながら溶融亜鉛メッキでは経験が無いのですが同じことが言えると思います。又大手信号機メ-カ-では塩害対策でこの問題があるために下地亜鉛溶射にはエポキシ系下塗り+ウレタン塗装にしているそうです。 どうしても紛体でやるのならば下地を平滑にすることが肝要といえます。 参考になったでしょうか?
お礼
早速のアドバイスありがとうございます。ただ、塗装対象物が格子状に溶接されていますのでめっき後に全体を平滑に仕上げるのはチョット難しそうです。めっき条件で少しでも発泡を抑えられれば、と考えているのですが・・・