肝臓疾患がある場合、血小板の数値が低くなることがあります。
血小板の数が減ることで、血が固まる、凝固能力が落ちます。
血小板の値が低くなることから考えられる病気はまだまだたくさんあります。
こと、肝臓疾患においてなぜ?血小板が減るのか…?肝疾患があるために通常、血液が肝臓に向けて流れる静脈への通り道が狭くなりそれ以外の細い血管をとおり流れていきます。その際、脾臓にも肝臓でいったん処理された血液が送り込まれるはずのところ、肝臓で処理されていない血液が流れ込みます。この血液は、栄養分をたくさん含んでもいますから、通常以上の栄養分を脾臓に与えてしまいます。与えられた脾臓は、バクバク『こりゃうまい~』とでもいうかのように必要以上の働きをはじめます。そのことによって、脾臓は栄養分を過剰摂取してしまい脾臓を腫らしてしまいます=脾腫(ひしゅ)。肝臓に流れるべき栄養を多く含んだ血液が肝臓へながれにくくなり脾臓などへ流れ込むことで血液の栄養が肝臓で十分蓄積されません。そのことにより、血小板の値が下がります。
肝臓は沈黙の臓器です。血が止まりにくい・…と、気に病まれるのでしたら一度、健康診断を兼ねて病院で血液検査をしておかれてみては・…これから暑い夏に向けて、健康を維持する為にもよいかもしれませんよ。
お礼
ありがとうございます。 VCが血液生成作用を持つというのは知らなかったです。 また一つ勉強になりました。