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流動解析ソフトの最新状況と種類
- 流動解析ソフトの最新状況を調査しました。信頼性の向上と価格の低下により、再度導入を検討する価値があります。
- 最近の開発信頼状況は高く、変形やガス・ウエルドなどの問題にも対応しています。
- さまざまな解析ソフトが存在し、ニーズに合わせて選択できます。具体的な種類や特徴についても説明します。
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MoldFlow(MPI/MMA/MPA)と東レTIMONを使用しています。 MPI/TIMONはオペレータが、MMA/MPAは成形技術担当者が使用しています。 私は成形技術担当者ですが、MPI/TIMONをオペレーターに操作してもらっています。 変形(TIMON)・・・非晶性樹脂であればほぼ傾向が読めます。変形量は当たるのを期待するのではなくて、CAEの結果と現物のギャップ認識しノウハウにしています。コア側のリブ肉厚を変化させて変形を予測し図面変更したりします。 ウエルドは、有効ですが濃さ等はわかりません。 購入してから、解析し成形される部品とのギャップをノウハウにするまではかなり時間がかかります。 設計者が使用するか当たりを見る程度ならMMA/MPAが良いでしょうが、ご担当が成形・金型であるのであれば、MPIが必要と思います。変形を同時に検討するよりまず流動だけでいくつかのソフトを検討されたらどうでしょうか。 変形は流動で実績が上がってからでも良いと思います。流動のノウハウが変形を左右します。良い流動が得られないと変形も大きくなります。試作型を作成し解析結果と現物を照らし合わせるとよりギャップ量が理解出来ます。 流動解析ソフトを使用するようになって、7年程経ちますが使用前まででは考えられない程、ゲート位置・ランナー太さと流動の考え方が変わりました。
貴殿のセクションが不明ですが、製品設計の立場からコメントさせて頂きます。 当方で現在利用しているソフトはMoldflowの設計者向けモジュールです(10数年前には解析専任者向けのものを利用しておりました)。現在は専任者向けモジュールを使用していないのでこちらについてはわかりませんが、ガス、ウェルドの予測等は設計者向けモジュールで十分対応可能です。また、当方は未導入ですが(導入検討中です)、反り変形モジュールもかなりとっつきやすいものとなっております。 解析のアルゴリズム、ソルバーの精度については向上していると考えて良いかと思います。ただ、モデルの品質については相変わらず注意が必要です。 当方で利用しているのは設計者向けモジュールということもあって、取り込んだ3Dモデルのメッシュ品質等を確認したり、アスペクト比を最適化したりすることは出来ません(ベンダーはあえて解析者にメッシュを意識させないようにしているようです)。そのため解析に支障の無いモデルを3D-CADから渡すことが重要です。逆に、ここがしっかり出来ていれば解析結果はかなり信頼できると考えて良いかもしれません。 価格については活用次第で十分におつりがきます(10年前の1/5くらいでしょうか)。 解析ソフトのベンダーとしては、最大手Moldflowの他、プラメディアリサーチ、東レ等が挙げられます。
お礼
ありがとうございます。弊社は、プラスチック射出成形金型の設計製作を行っており、製品設計時に参画してより良い金型造りを目指しておりますが、製作後の改造・修正が多く、利益を圧縮しております。 金型設計は、3D設計を行っており、3Dモデルも問題なく対応できています。 金型屋としては、解析料金は頂けないので、上流へ参画として弊社を選んでいただくために、簡単なモジュールからの導入検討をしてみたいと思います。有り難うございました。