- 締切済み
加工後の磨きの効率化
- マシニング加工後の磨きに効果的な方法は何ですか?
- HRC60程度のSKD-11をつるつるまで磨くにはどの工具や機械がおすすめですか?
- 磨き作業を効率化するためのヒントを教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
こんにちは、確かに現在は磨き機器が数多くありますが 「型の鏡面磨きとは果てしなく無数の細かい傷をつける こと」です。つまりどんなに鏡面まで磨いた面でも? (電子)顕微鏡で覗けば本当に無数の細かい傷しか見え ません。 その基本から判断するに、まずは切削や放電などの 加工条件を見直すことも必要かと思われます。 例えば、エンドミル加工の最後の仕上げを0.003くらい の切り込みで送りピッチもできるだけ細かくすれば かなり鏡面に近いところまで仕上がりますし、放電加工 も同じようにGAP0.003くらいまで細かい面粗度に 仕上げれば手磨きの作業時間はかなり軽減され面精度も よくなるはずです。試してみてください。 荒仕上げの状態から手で磨くではなく削る?を行うと 確かに気が遠くなる程の時間と根気が必要になりますし 手での作業ですので本来の形状を損なうことも懸念されます。 それに少なくても手で削る?より工作機械で削る時間の 方が早いことは確かです。 一度、以上の作業時間を比べてみてはいかがでしょう? どちらが無駄な時間を浪費しているか見えてくるはずです。 例え磨き機器を使用するにしても同じことは言えると 思われます。 これらの見直しから高価な磨き機器の新規購入が必要か? それとも工程の見直しだけで済む問題なのか?判断できる と思われます。 最後に「全ての工業製品は最終的に商品として人間の 手に触れるもの…その手に馴染むのは人間が手をかけたもの …機械だけで仕上げたものはその手には馴染まないもの」 この日本的な精神は貫き通したいものです。 (古い考え方なのでしょうか?) 参考までです。
検索結果で申し訳ないですが ソディック、電子ビームPIKA面加工装置 http://www.mold-if.com/news/d-news/2003/091101.html 超音波研磨機 http://www.sonotec.com/kana.htm 鏡面加工装置「ラッピングツール http://www.mol.ne.jp/news/kanagata/2002/0501.html#3 金型研磨熟練技能 http://www.kodo.javada.or.jp/kodo99/tech/t05/t05_01.htm
お礼
参考になりました。超音波ツールは使用したことがないので分かりませんが、どんなものなんでしょう? 熟練の方は凄いですね。 有難うございました。
お礼
tatu様 有難うございました。 弊社のCAMは鏡面用のCAMではないですが、メーカー言うの理論最小値のピッチで加工しております(計算値で凸0.01)。実際の仕上がりは、0.05から0.08位あるように思えます。今後はもっと細かいピッチで加工してみます。