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最適クリアランスの設定について
- アルミのA5052H34で、板厚1.5mmを加工している際に、バリの発生が問題となっています。
- クリアランスは5%で設定していますが、広げるか狭めるかについて賛否があります。
- 後工程では面押しをしていますが、ダコンの原因となっている可能性も考えられます。
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おはよう御座います。補足をさせて頂きます。 ダイ側に付いては、コーティングあるいは、面を磨く 必要はありません。カス上がり現象が置き、また問題 です。 加工油については、粘性が高いと金型の為には良い のですが、これまたカス上がりの原因となります。 また質問がありましたら、連絡を下さい。
はじめまして、furuichiです。 久々に見させて頂いております。アルミの場合、せん 断により粉は当然発生します。また、刃先にも多く残 り、硬性刃先となり厄介です。 クリアランスの問題は、5%で設定しているとの事、 あまり問題はありません。また、面打ちは逆効果と なり、粉が多く発生してしまいます。 そこで、一つ目はパンチ側にテーパーを0.1度ほど 付けてみてください。また、ダイ側に通常より大きく テーパーを付けて下さい(0.5度以上)。 以上の事を行ないますと、せん断時にパンチと素材 の擦れが大幅に減らされ、減少します。ダイ側につ いても同様な効果が出てきます。 次に加工油です。水溶性の加工液を使いたいのですが 、なるべく油性の加工液を使用ください。しかしなが ら、加工油によっては変色の恐れもあり、メーカー (日本工作油)に聞いたほうが良いでしょう。 また、パンチの面租度、ダイ内側の面租度は鏡面に 近く磨く事も大切なポイントです。 どちらにせよ、アルミは思いの外、多くの問題を残し ます。H34ですと意外と堅く、曲げ時のクラックに も注意は必要です。 回答遅くなり申し訳御座いませんでした。参考まで
お礼
ご回答有難うございます。 まず、パンチのテーパー加工の件ですが一度やってみようと思います。ダイ側には、ストレート部分は要らないのでしょうか? 今現在テーパーを大きくしていい結果が出ています。 パンチにはラップ仕上げを施しているのですがダイ側も、ラップした方がいいのでしょうか?ミスミさんにもそういうボタンダイはないみたいですが。切欠き部はダイの内側を磨いてからコーティングした方がいいという事ですね。 加工油の件ですが、最初はしゃぶしゃぶの油を使っていましたが、上手くいかず、業者を呼んで、少しねばめの油を使い何とか上手くいきました。
0.02から0.05のバリの大きさは一般的ではないでしょうか? もっと小さくしたいのなら精密打ち抜きのクリアランス2から5%を採用する事も考えられますが、多少のバリは出ます。 バリを出さないのであれば、孔明け方法を考え直したほうがいいでしょう。 1工程追加になりますが、シェービングを入れるか、 上下抜きにするかだと思います。
お礼
たびたびのご回答有難うございます。クリアランスを、0.01にしてやってみます。後は徐々に広げていこうと思ってます。
バリの大きさはどのくらいですか? 面押しで潰しすぎていませんか? 面押しで0.20.3ぐらいの潰しがいいと思われます。 バリが大きいと面押しは逆効果になります。 後、面押しの形状も考えたほうがいいのではないですか? C面であればRにするといい結果が得られます
補足
バリの大きさは0.02から0.05です。面押しではC0.2。適正クリアランスが決まれば、Rで面押しをしてみます。ご教授有難うございます。
孔の状態でクリアランスが判断できると思います。せん断面と破断面がありますか? 破断面が小さいのであればクリアランスを広げれますし、逆にせん断面が小さいのであればクリアランスを小さくすればいいと思います 一般的にアルミのクリアランスは310%です。A5052H34の引張り強さはいくつですか? 20kgf/?2以上ならクリアランスは8%以上です
お礼
いつも有難うございます。 せん断面と破断面の比率は前者が4後者が6です。引張り強さは、26kgf/mm2。張りくずが問題になっております。
原因を把握するには、人の意見を聞くのは大切ですがご自分で実証していくことが大切だと思います バリの状態をよく見ないと原因はわかりませんが、クリアランスに問題があるとすれば、パンチを替えてテストすることは簡単にできないのでしょうか? 最後に面押しするなら、バリを潰さないことを考えるのも一案ではないでしょうか・・
お礼
有難うございました。
お礼
たびたびのご回答有難うございます。今後ともよろしくお願いします。