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非磁性の椅子の製作について
- 非磁性の椅子を製作するための条件や素材について教えてください。
- 椅子の製作時に非磁性の素材のみを使用する必要があるか教えてください。
- 非磁性の製品を作るためのアドバイスや注意点について教えてください。
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#1のkinko-zです。 MRIのリング(電磁波を放出・検出するためのアンテナ)に入るのであれば、高周波損失あるいは誘電正接(tanδ)の小さいものが良いでしょう。 Hiroaceさんのおすすめはポリカーボネイト樹脂ですが、その他に使えそうなものとしてポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル、ABS樹脂などがあげられます。大量生産ではなく、機械加工等による成形性の良いものとしては、ポリアセタール、ガラス繊維強化エポキシ樹脂も有望でしょう。 乾燥させた木材にアラミッド樹脂などを嵌浸させたものは意匠性にも優れています。
作業者の椅子の製作を検討されておられるものと解釈いたします。 一番理想的なのは樹脂で製作されることだと考えられます。 MRIは元々プロトンに高周波域の電磁波を与えて止めた時に 放出される微弱なエネルギーを捉えて画像にするシステムですので 非磁性の金属はもとより、水分を含む木材も厳密には、あまり良くないと 思われます。被検体との距離にもよりますが、一番確かなのは 被験者が乗せられるベッドと同じ材質なら問題はないでしょう。 一度、経験があるのですが、ポリカのような気がしました。 plusさんも仰るように100円ショップで椅子を購入してテスト される方法も良いと思います。
プラスチックの椅子なら100円ショップにもあります。 もちろん非磁性ですが、ちょっと小さい 木の椅子ならホームセンターで材料を集めて腕と木工ボンドで出来ます。(釘は使用不可ですね。)
お礼
ありがとうございました。 説明不足でしたが、直接エンドユーザーではなく、医療機器業者からの要請で少量ですが継続性があるかも知れませんので、手加工品では難しいかと思います。
椅子が非磁性である必要性がわかりません。非磁性といっても、程度があって、ごく弱い磁性ならOKとか、その辺もよくわからないのですが・・・ おっしゃる通り、アルミ、真鍮、木などの非磁性材料のみを使えば実現します。 ステンレスは加工方法によって磁性をもちますので注意が必要です。 ピンやネジなどの部品にも非磁性のものがありますので、十分実現できるのではないでしょうか。
お礼
早速の御解答ありがとうございました。 使用する場所がMRIの検査室だそうで、現在は立ったまま作業されているようです。 少しの磁力でも検査結果にばらつきがでるため、非磁性を希望されています。 程度については、私も良く分からないので確認してみますが、御存知であれば合わせてアドバイスお願いします。
お礼
ありがとうございました。大変参考になりました。 解答いただいた内容で再度調査したいと思います。