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SUS303のレール加工方法と歪み防止のポイント
- SUS303の材料から外形を削り、先端を面取りするレール加工について、歪みを防ぐための方法を紹介します。
- SUS303-t16*25*990の材料をt12*21*987に加工する際、歪みを防ぐための加工方法と平行度の重要性について解説します。
- SUS303のレール加工において、歪みが出ないようにするためには、適切な削り方や面取りの方法、そして平行度の管理に注意が必要です。
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これは昔、自動車会社などで行っていた方法なので現状にマッチするかは分かりません。 SUSは熱で変形するのですから、どんな加工をしても変形は押さえられません。 唯一の利点は耐熱材であるという点です。(通常は難点) 馬鹿みたいな方法なのですが、初めからある程度加熱させてから加工すれば熱による変形は押さえられるのです。(当然切削液も油性で高温) 但し熱による膨張を計算に入れておかなければ冷めた時点で小さくなってしまいます。 ちなみに、どのような切削液を使って冷やそうとしても刃先加工点の温度は何百度になるので熱は発生します。切削液の目的は加工後の刃先の冷却と切削屑の除去で材料の冷却ではないのです。 頑張ってください。 ご参考までに、
こんばんわ。 SUS303の歪は発熱から発生しやすいです。 一般的には研磨が一番良いでしょう。 どうしても、MCや汎用で加工する場合は、トンボを作製する方が良いと思います。 普通のフルバックやフェイスミルでは、チップの形状やコーナーRで滑ったりしてしまいます。そのときに発生する熱で歪んだりします。 2枚刃のトンボで、荒と仕上げが出来るようにすれば、歪は抑えられます。刃先も整形しやすいし、バイトも安いですからね。1つあれば便利です。 その他注意事項でチャッキングもシビアですのでMCバイスでないと、汎用の物では難しいと思われます。 このサイズなら材料を持ち上げたときに、たわむ可能性もありますしね。。。(;´д`) 頑張ってください。 でわでわ
SUSでt12*21*987で平行度0.02というのは難しいですね。 ところで、平行度0.02となっていますが、そりや捩れはどれほど許されるでしょうか?それによっては可能だと思いますが・・・初心者ということですが、これはベテランでも難しいと思いますよ。頑張って下さい。 このような形状の加工は、固定用のジグが是非必要ですね。ちなみに、私はミーリングにてA5052でt8*13*600を平行度0.003(t8の部分)を若い時に作りましたので、そのときの経験からアドバイスします。SUSとA5052なので削りやすさは段違いですが、精度の比較から、同様の困難性があると思われます。 まず、材料が板のようなので、仕上がりのそりやねじれを覚悟しなければなりません。 ミーリングにしてもシェーパにしても、基準面を板面からとるしかないので、材料の時点で反ったり捩れている場合はまずそれを矯正しなければならないでしょう。 板材は裏表或いは幅方向に不均等な内部歪みが残存するので、一気に加工すると、バイスから放した瞬間に反ったり捩れたりします。少しずつ裏表を何回か返して加工すると、内部歪みの影響を少なくできます。 長尺物は、経験上丸棒から加工すると高い精度を期待できますが、その最大の理由は、内部歪みが棒の中心に向かって均等になっているためだと考えられます。 さらに、SUSの加工で注意することは、熱伝導率が悪いことから、加工熱による変形が顕著であることです。切れの良い工具を用いることは当然として、十分に切削油をかけで冷却しながら加工し、切削油の温度上昇にも気を配るなど、一工夫必要です。 ずいぶん長くなって申し訳ありませんでした!!
お礼
回答有難うございます。 加工の仕方から、切削油まで、初心者の私に、とてもわかりやすく有難うございました。 工夫しながら加工してみます。
お礼
回答ありがとうございました。 初心者の、私に、わかりやすくありがとうございました。 加工してみます。