- 締切済み
パンチ形状の切り残し部分をなくす方法
- パンチ形状の切り残し部分をなくす方法について、加工や冶具作成などの可能性を考えます。
- 小さい物はノズルの問題、大きい物は構造の問題があるため、難易度は高いですが、ケースバイケースである会社では可能性があります。
- 三菱FX10K ソディクA500を使用しているため、加工機の特性も考慮しながら検討しています。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
こんばんは。私がよく使う方法は、まず切り残し部分を1st加工のオフセットプラス0.1程度のオフセットで切り離してしまい、パンチの板厚より5mm位薄い入れ駒用ワークを別に用意して、パンチ形状プラス片0.0030.004のクリアランスでダイ形状を加工します。(この時に、パンチの切り残し部分に当たる場所を大きめに逃げておきます) ダイ形状の加工が終わったら、ワークをテーブルから外さずに、パンチをダイ形状の中に勘合してダイとパンチの段差部分に瞬間接着剤を数カ所垂らし、水圧でパンチが動かない用にしてから加工液で温度を慣らし、切り残し部分を仕上げ加工します。 この方法では、入れ駒用のワークとパンチの勘合が重要ですが、同一形状のパンチが多数ある時にはすごく便利です。 では。
今頃回答しても遅いとは思いますが、他の人へのヒントになればと思い回答いたします。yamasanの回答に似ているのですが、手順は次の通りです。まず切り落としの部分を除き全てを仕上げ、加工液を排水し、加工した溝にヤマト糊を指先で入れて、はみだしたワーク上面の物をふき取りワーク上面をエア等で乾かし加工中に出た錆等も綺麗にして次に銅板を長さ15mm幅5mm(大きさは加工物によって変わります)厚さは使用するワイヤーによって違いますが、φ0.2の場合は0.2mmを用意してこれを加工溝に最低4カ所位入れて通電に使います、入りきらない分は曲げても大丈夫です。次は片面を研磨した板を用意(100×20×5位)して、これをワーク上面に置きマジックで板の位置をマークしてそのままドライランでノズルが当たらないか確認しその後に、瞬間接着剤(ゼリー状)で両端を素材、真ん中に部品と、橋渡し状態になるようにマークした位置に接着しこのまま30分以上乾かし加工液を溜めてワークが水温になじむまで待ち加工します。加工が終了しましたら機械から外し板の反対側から銅ハンマー等で叩き外します。この方法ですと部品の側面にヤマト糊のお陰で接着剤が付きませんし、除光液も使わずにすみます。但し小さい部品の加工は出来ません。
おっしゃるとおりヘソ取りは難題ですねー。 全くの思いつきで、試したこともないんですが、数ミリ切り残しのある状態でIC・ 半導体関係で使われている導電ペースト、導電性接着剤で固めてしまうというのはど うでしょう? 身勝手な回答でスミマセン。
こんにちは。少々手間が掛りますが、弊社では良くやっている方法を記入しますので、挑戦してみてください。 ?切り落とし部分を残し、加工済みの部分は仕上げまで行う。その状態で一度加工液等を良く払う。特に加工した溝の中をエアー等で払う。機械のアームは座標を控えてズラす。?すでに加工した部分にワークの厚みより若干短い薄い板上のものか、加工に使用した径よりも太い径のワイヤーを何ヶ所か挿入する。ワークの上下面ともはみ出さない様に。目的は加工物とワークの母体との通電なので、ゆるく入れるのではなく、軽く曲げた物を入れると良い。?切り落とし部分に着かないようにゼリー状の瞬間接着剤を上下面の加工した溝に押し込む。?乾いてからアームを元の位置に戻し、加工液を貯めるか、かけるかして温度を慣らす。?切り落とし部の加工を実行し、ワークを外してから軽く叩いて加工物を取る。?除光液に漬けてボンドを取る。 以上が手順です。AA500Wでも実施しています。小さい物はかなり慣れが必要ですが、慣れてくれば簡単にできると思います。場合によってはズレてしまうと切り落とし部がえぐれたり、肉が残ったりします。また、通電が取れていないと加工ができなかったりします。解りずらいかもしれませんが、挑戦してみてください。
基準面を最初に加工して、基準面でワークを保持すれば可能かもしれません。(小さい物は、出来ませんが・・・) しかし、段取りが面倒だと思いますがどうでしょうか?
お礼
確かに段取りが大変面倒になると思います。 その時間が付加価値として反映されれば いいですが現実は特殊な場合を除いて 厳しいかも知れません。 ありがとうございました。
お礼
早速回答頂きありがとうございます。お礼が遅れて申し訳ありませんでした。 慣れが必要な感じがありますが、トライしてみます。 本当に具体的アドバイスありがとうございました。