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発達障害の子供について

子供の発達障害についてに質問です。よろしくお願いします。 現在5歳の娘がおります。体はとても健康ですが、3歳頃から少し変わっている と思い、専門の機関で診てもらったところ”ADHDの可能性がある”との診断を 受けました。 症状としては、 ・相手の目を見て話すことができない。 ・会話のキャッチボールがうまくいかない。 ・他の子供たちと一緒に座っていることができない。 ・思いどおりにならないと癇癪を起こす。 ・食べ物の好き嫌いが激しく、あまり食べない。 ・奇声を発することがある。 といった症状です。 幼稚園での生活で一番困っているのは、ウロウロと動き回りみんなと一緒のことが できない、何をしても一生懸命しないというところです。 ですが友達はいるようで、たまに喧嘩もするようですが一緒に遊んでいるようです。 5歳になり、小学校入学を控えている今では、 症状は少しだけ改善し、会話も以前より出来ますし挨拶を自分からするようになりました。癇癪も減り食事も変わらず少量ですが、食べれるものも増えてきました。 しかし、やはり幼稚園での生活はあまり変わらずうろうろし、みんなと同じことをせずに一人だけ違うことをしたり、一生懸命に何かに取り組むなどはありません。 したがって、発表会などにはほとんど何も出来ません。 皆ががんばっているのに、一人だけ座り込んだりいなくなったりと、先生を困らせています。 皆さんに質問したいのは、 ・この子は今後どんな風になっていくのでしょうか ・この状態で小学校生活はやっていけるのでしょうか(普通学級です) ・同じような経験をされた方、現状はどうですか。また、どのような治療や訓練をさ  れましたか。 ・これらの症状的に、ADHDで間違いありませんでしょうか 長文失礼しましたが、よろしくお願い致しますm(__)m

専門家の回答 ( 1 )

回答No.8

こんにちは。 ADHDに限らず、アスペルガー症候群や自閉症スペクトラムをはじめとする発達障害については、以下の見解が私の見解とも一致いたします。 [医療機関と発達障害の治療] アスペルガー症候群について、医療機関に通って治療を受けることは基本的にはありません。発達検査や相談のために医師と会うことはありますが、それは治療のためではありません。アルペルガー症候群は、治すべき病気ではなく、対応すべき発達の問題です。ですから治療の必要はないのです。必要なのは、子どものすぐれた能力を見つけ出し、発達を促すことなのです。 講談社書籍(川崎医療福祉大学 佐々木正美教授著)より 日本では、人と同じことを喜び、欧米では人と違っていることを個性とみます(もちろん常軌を逸している場合は別ですが)。ですので、現時点では、人と違うことをあまり重視されずに、1,2の気になる点のみにしぼって、対処されることをお勧めいたします。具体的な療法はソーシャルスキルトレーニングです。 「・この子は今後どんな風になっていくのでしょうか」 現時点での予測には、かえって害がありますので、予測はされない方がよいと思います。一般論として、幼少のころの人物像と大人になったときの人物像とは、相当t程度異なっております。学校時代模範的だった子供が社会に出て問題を起すといったことも普通にありますし、目立たなかった子どもが特定分野を代表するような人物になっていたりします。 ・この状態で小学校生活はやっていけるのでしょうか(普通学級です) やっていけると思います。やっていくことで成長します。普通学級に入学されることをお勧めいたします。普通学級から通級、普通学級から特別支援級に移動するのは容易ですので、大きな困難を実際にかかえられた時点で、見直しをされることをお勧めいたします。小学校によっては、問題を抱えたくないということなかれ主義から、やたらと特別支援学級を勧めることがありますが、注意が必要です。 ・同じような経験をされた方、現状はどうですか。また、どのような治療や訓練をさ  れましたか。 私自身ADHDの傾向がかなりあり、全くかたずけられませんが、工夫はしています。整理はされていませんが、所定のかごに放り投げて、失くさない工夫をしています。長所を伸ばす、弱点を工夫するです。 ・これらの症状的に、ADHDで間違いありませんでしょうか 現時点では、可能性に留めておかれた方がよろしいかと思います。診断を下したとしても、有効な対処法のアドバイスがなければ、害があるだけですので。可能性としておいて、予防の観点からソーシャルスキルトレーニング等をされておくことをお勧めいたします。(ここで予防とは、できるだけ特性が表にでないように教育トレーニングで改善することをさします)

松代 信人(@sainou) プロフィール

◆注力分野:知能改善、普通学級へ進路開発 幼児の知能改善、発達障がいの早期予防、知的・発達障がい・学習障害の治療教育 ◆対応分野 学習能力開発、進路開発、受験うつ、ネット依存 メンタル支援(脅...

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