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聞き取りのお勉強
周波数は何ヘルツが人間にとって心地良いのでしょうか 音声の周波数が何ヘルツなのか調べる手法はありますか その周波数をお気軽に心地よい周波数に換えることは可能でしょうか 宜しくお願いします。
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- sailor
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正確に周波数を知るのは難しいですね。というか人の声というは普通にしゃべっていても一定の周波数ではありませんからねぇ。一定の周波数でしゃべると多分お経を読んでいるような抑揚のないしゃべり方になるでしょう。おおよその周波数を知るのであれば手元にギターでもあればわかりますよ。余程のバスの持ち主かソプラノ持ち主でない限り普通のギターの範囲に入るでしょう。チューニングを合わせたギターの音と声を聴き比べて同じ音程の音を探せばいいだけですからそれほど難しくはないでしょう。 それから、音には音の高さ(周波数)以外に音色というものがあるのですがこちらの方が大事かと思います。ある同じ周波数の音ににもいろいろな音色がありますよねぇ?たとえば、電話の時報など聞くあのピッピッポーンという音ですけど、あれは正弦波という基本波形(音叉の音)で作られた音なのですが音の高さはA(ラの音で最初の二つは440Hzで最後が880Hzです)の音が二つと最後に1オクターブ上のAの音です。これはギターのチューニングで普通に使う音叉とおなじAなのですが、例えばギターで同じAの440Hz(5弦の開放)の音を出した時に周波数は同じですが違う音(音の高さではなく音色が)に聞こえますよね?これは実は倍音という要素を含んでいるからなのです。倍音というのは、例えば440Hzの音に対して880Hzやさらに1320Hzや1960Hzなどの整数倍の周波数の振動が440Hzよりも少ない割合で混ざった複雑な振動をしているからなのです。この倍音と基本振動(音の高さを決める周波数)の割合が音色を決めるのです。和音になるとさらに複雑にいくつもの振動が重なりますが基本的にこの倍音の考え方にある規則で重なる(ただし基本の周波数より低い振動の周波数の整数倍も含む)ようになっています。この規則が乱れるといわゆる不協和音という濁った音色になります。 さて 、本題に戻って心地よい音ということですが、例えばさわやかな風の音や小川のせせらぎ、草原を抜ける風や木立の風音などの音は一定の周波数ではありませんし、際に述べた倍音のみで構成されたものでもありません。非常に低い周波数から可聴領域を超えた高い周波数までを含んでいるうえに常に変化しています。ある特定の周波数の音のみで心地よさを再現するのは非常に難しい(私には不可能に思える)と思えるのですが、いかがでしょうか?催眠誘導などである種の音を使っているということは聞いたことがありますが、それも術者の言葉に合わせてシチュエーションを設定して音を変えながら使うようです。 心地よい音に包まれていたいというのは同感ですし良いことだと思いますが、機械的にある周波数のとのみというのは無理がある感じが否めません。 最近はかなり質の良いサラウンド対応のオーディオ装置が割と安価で手に入るようですし、そういったものとリラクゼーションを目的とした環境音源のCDなどもあるようですから、そういったものを利用されるのが良いかと思います。
お礼
ありがとうございます。