無資格者検査を重視しない意見もありますが、それは日産やスバルの不正の原因となる考えも同じです。
どのような業種の工場でも、人気が高く信頼性の強い会社は何の規制も無くても、自主的に各工程での機械検査を終えても最終検査には機械だけに頼らず、ベテランの作業員の目視検査等をしているようです。
食品工場の万全な管理の下で造られる作業工程でも異物の混入なども有り得ますがそのまま出荷される事も有り、最終的な目視検査もどれだけ効果があるかは分かりませんが、機械に頼らず人の目や五感の検査は大事と言えます。
資格の検査自体に不正をしていた、印鑑の悪用等をしていた日産に比べスバルは無資格検査以外の報道は有りませんが、法が有っても無視しても良いと思う時点で問題外です。
資格を取れるのは、ある程度の経験や知識のある人と思いますが、無資格と言っても、パートや臨時社員も働く中で、素人が型通りの作業してお終いなんて、安心できるわけは有りません。
国交省からリコールの指導が有ったという事は、全く危険性のない車をリコールしませんから、リコール対策車は欠陥車と認定されたことになります。
本来は自主的に新車の販売を中止や半減させてでも安全の為のリコールを最優先しなくてはなりません。
何処までやるかはスバルの考え方次第ですが、モデルチェンジ車の開発部門には関係ないのかもしれませんが、それでもリコール費用が多大になれば、真っ先に抑えられるのは開発部門かも知れません、開発は進んでも販売や整備部門でリコールが長引けば、発売時期を遅らせる可能性は多分なあります。
まだ発覚されてない部分も含めて自社内で膿を出し切り、ユーザーの信頼を少しでも取り戻せないと、販売台数は落ちる一方で新車発売どころでは無くなる可能性もあります。