アパレル勤務、男です。
自分も腕が短く、シャツは既製品だと大抵の物は袖があまる為、カジュアル用・ドレス用問わず基本的に袖丈は直しています。
理由としては、自分はファッションで最も大事なのはデザインでも物の質でもなく、サイズ感だと思っているからです。
どんなに格好良いデザインの服でも、どんなに高級な生地を使った服でも、サイズ感が合っていなければ不格好に見えてしまうからです。
ですから2~3,000円程のお直し代をケチって不格好になるくらいなら、そこは惜しまず出すことにしています。
ただ一々服を買う度に直し代がかかるのが嫌、という気持ちもわかります。
なのでもう一つの解決策として、あえてオーバーサイズで着るファッションをする、というものがあります。
服のデザインやボトムのシルエットなどにも気を使い、上がオーバーサイズでも格好良く見えるタイプの服装をすることで、袖のたるみも含めてファッションにしてしまうのです。
その場合シャツは袖のボタンで留めれば良いですし、ニットは袖のリブがある程度しっかり締まっている物を選べば問題ありません。
あとは念の為というところではありますが、自分は本当にそのサイズで合っているかの確認、というところでしょうか。
自分も洋服を売っていて常々思うのですが、本来の自分の体形に合ったサイズをご存じ無い方は結構いらっしゃいます。
洋服のサイズとは身長だけで決まるものではなく、肩幅や胸周り、ウエストなども含めて総合的に判断します。
よくいらっしゃるのは「自分は173cmだからMサイズ!」と身長だけで決めてかかる方ですが、例えば自分は175cmですが全体的に華奢なので基本的にSサイズを着用しています (それでも袖丈は余るのですが)。逆に友人は168cmですがスポーツをやっていたこともあり比較的がたいが良く、MサイズやLサイズを物によって選んでいます。
メーカーによって、というか同じお店の中ですらサイズ感はそれぞれですので、もし違うサイズを試着したことが無いようでしたら、一度ひとつ小さいサイズも試してみることをお勧めします。
特にニット製品なんかは伸縮性もあるので、案外下のサイズの方がしっくりくるかもしれませんよ。
お礼
回答ありがとうございます。 アパレルの方から回答いただけると思ってなかったので嬉しいです! サイズ感は大事ですよね。先日ユニクロでシングルライダースのジャケットがすごく良かったのですが、袖が合わずに泣く泣く諦めました。 気に入ったなら直すこと念頭に買ったほうが良さそうですね。 オーバーサイズのコーディネートはやったことがないのですが、そんな手があるとは知りませんでした。 これから積極的に試着して店員さんに自分に合ったサイズ感を聞いてみるようにします。