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バラ3種の寄せ植えの鉢を分けたいが、時期について
- 6月末に、バラ農園にてバラの大苗が3種類寄せ植えにされた直径37cmくらいの鉢を頂きました。予約していた苗を、手違いでそういう寄せ植えにしてしまったとのことでした。
- 寄せ植えをバラすには時期が悪いので、とお詫びの意味もあり無料でそのまま下さいました。しかし、植え場所はとても狭く、3本同じ場所から大きくするのは無理です。
- 冬まで待って株分けしてから地面に植えようと思ったのですが、鉢もきつそうですし、秋に成長して3種類の根っこがからまると面倒な感じがしてなりません。他の2種類も別の場所で生かしたいと思っています。
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- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
バラはバラ科の落葉樹ですから、植替えは葉が完全に落ちた冬場に 行い、11月下旬から2月中旬の、厳寒期である1月を除いた時期 に行うようにします。農園側が時期が悪いから崩せないと言われた のは、寄せ植えだからではありません。植替えの時期は決まってい るので、それまで鉢から外さないで欲しいと言う意味です。 植え場所が狭いようですから、植替え時期が来たら3種を個別にし て、3つの鉢に植替えましょう。その方が栽培にも管理にも都合が 良くなります。その事は後で説明します。 使用する鉢は駄温鉢で、縁に茶色の釉が塗ってある鉢を言います。 素焼き鉢やプラ鉢は好ましくありません。深形と平形がありますが、 必ず深形を選んで下さい。この鉢を3つ用意します。 赤玉土(小粒)に完熟腐葉土を3割程度混ぜ、少量の石灰を入れて 良く混ぜ合わせます。鉢から抜いた苗に付いている土を全て落とし て、根を広げる感じで新しい土で植付けます。 植付けた際に蕾が付いていたら、可哀そうでも全て取り除きます。 これはバラの苗を守るためで、早い内から開花させるとバラの苗を 弱らせる事になります。バラを守るための事ですから、可哀そうで も新芽や蕾は取り除いて下さい。 今年の剪定は不要です。枝を伸ばさせる事が大切ですから、剪定は 翌年以降にしましょう。 バラは肥料を多く要求します。肥料切れになると生育も開花も悪く なります。12~1月の間に寒肥で1回、4月上旬と6月下旬と9 月上旬に追肥で1回づつ与えます。肥料はバラ専用が好ましいと思 います。 寄せ植えが好ましくない理由。バラは花木の中でも比較的に病害虫 の被害が多いので、寄せ植えにすると1本が病気になると寄せ植え してあるので他の2本も同時に感染してしまう。1本が感染しても 他の2本は健在の場合なら処置が早ければ助かる可能性が高いので、 出来るだけ寄せ植えにはしない方が良い。根の張りも大きいので、 3本を一緒に生育させるには10号鉢でも小さ過ぎます。 今の時期に株分けがしたい?。ではどうぞ、止めませんよ。 上記にも書いたように植付けでも植替えでも株分けでも適した時期 があります。生育真っ只中に根を動かしてしまうと、根が傷んでし まい場合によっては枯れる事もあります。小さい鉢の中で根が一杯 になっていて可哀そうだと思うのは人間の勝手な考えです。 バラだって触られたくない時期もありますから、バラの生死に関わ る行為は避けるべきです。それでもしたいなら、止めませんから御 自由に。
- dieticxeee
- ベストアンサー率60% (109/179)
お世話様です。 薔薇いですよねぇ!! 私の実家でもたっぷりバラがあります。 親父の趣味です。 そんな事はともかく、、、 【今のうちに株分けしてしまいたい衝動を抑えてます。】 私がその状況なら迷わず株分けします。 ご存知のことと思いますがバラの苗には、新苗と大苗があります。 新苗とは、冬に接ぎ木して作られた苗で、春頃に販売されます 大苗とは、春から秋まで育てた苗を堀り上げて販売しているものです。 よって根を張って株が充実していると思われます。 窮屈な環境から早く開放したほうが善いと思います。 私なら地植えを今の鉢植えとなるべく同じような環境にして植えます。 通常の鉢の植え替えなら時期は、休眠期に入る冬が適していると思いますが 株分けで冬前に根にダメージを与えるのは危険だと思います。 薔薇は肥料食いです。 親父も言ってましたが肥料をやっただけ成長します。 なのでダメージの回復時期も成長時期であればリスク低減出来ると思われます。 参照 例) バラの挿し木の時期 バラの挿し木の時期には、休眠期の冬に挿す冬挿し(休眠枝挿し)と 生育が盛んな初夏に挿す、夏挿し(緑枝挿し)があります。 冬挿し根が休眠期に入っている冬場に挿しますが、 根が活動を始め、新芽が出るまでの期間が長く、 室内で水分を切らさず管理する必要があり、根気が必要とされています。 夏挿し(緑枝挿し)は生育期6~7月に挿し、 植え替えまでの期間も短いので初心者に最適です。 この事からもダメージは育成盛んな時期のほうがリスクが小さいと思われます。 先に記しましたが以上のことから 私がその状況なら迷わず株分けします。 以上 参考になれば幸いです。 それでは失礼いたします。
お礼
お礼が大変遅くなり、失礼致しました。 丁寧に説明して頂き、感謝致します。 状況を見て、冬を待たずにすぐ行うべきというアドバイスでしたが、他にご回答頂いた方の中に、夏はやはり枯れやすいという意見もあり、怖かったので、株分けは冬にすることとしました。(遅れてしまい、来週行う予定にしています。) 色々な考え方があることがわかり、大変参考になりました。 ありがとうございました。
お礼
お礼が大変に遅くなり、失礼致しました。 御丁寧な解説を、ありがとうございます。納得しまして、夏の株分けは我慢し、冬を待ちました。少し遅いかもしれませんが、来週、株分けする予定でいます。 解説して頂いたことを参考に致します。秋か来年の花を楽しみに。 ありがとうございました。