西之島沖の新島に対する保護の必要性とは?
小笠原諸島の西之島の南南東約500mの海底で起きた火山活動によって生じた陸地(島となるか否かは不確定)に関して、菅義偉官房長官が
「沈まない様に、日本の領土になるような対策も含めて考えなければならない。」
と述べたそうですが、何のためにその様な対策が必要となるのでしょうか?
西ノ島は無人島で現在の処、殆ど利用されてはいない様ですから、その島に隣接する陸地が僅かに増えた処で、土地としての利用価値は殆ど無いのではないかと思います。
又、排他的経済水域が増えると言っても、新島候補地は既存の島の僅か500m程度しか離れていない上に、西之島の海岸線に垂直な方向で測ったサイズも200m前後程度なのですから、当然、排他的経済水域の拡大幅も600m~700m程度に過ぎず、海上における200海里に対する0.5海里未満の違いなど誤差の様なものなのですから、その程度増えた処で大きな国益になるとは思えません。
新たに生じた陸地が沈まない様に対策を取るとなりますと、百億円を超える費用が必要になるのではないかと思われますが、既存の島のすぐそばに出来た陸地を、その様な費用をかけてまで守ろうとする理由とは、どの様なものなのでしょうか?
尚、誤解されない様にお断り致しておきますが、本質問の趣旨は、菅義偉官房長官を始めとする政治家を批判する事にあるのではなく、単純に、私個人が「菅義偉官房長官が上記の様な発言をした意図」が解らなかったため、御教え願いたいというだけの事です。
【参考URL】
時事ドットコム > 政治 > 12/0310:52 噴火終息後に維持管理措置=菅官房長官
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2013120300258
MSN産経ニュース > 政治 > 菅長官「沈まないように対策を」 小笠原の火山噴火に 12.3 12:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131203/plc13120312170011-n1.htm
お礼
やっぱり、まだ未知数ですよね。 気長に待ってみます笑。 ご意見、ありがとうございました。