Q、歳の差婚に対する私見を!
A、デメリット多々、メリットゼロ。
現時点の年齢が男性38、女性23歳。まず、覚悟しておかねばならないのは《魔の15年》の存在である。
【魔の15年の存在】
10年後・・・男性48、女性33歳 <---共働き
20年後・・・男性58、女性43歳 <---共働き
30年後・・・男性68、女性53歳 <---主な働き手は《妻》
40年後・・・男性78、女性63歳 <---《男》健康寿命を越える
2年後に結婚するとしたら、彼は20年後には還暦を迎える。つまり、リタイヤ爺の仲間入り。その後、質問者自身が還暦を迎える15年間は質問者の稼ぎがメイン。それも、相当に頑張らなければならない。なぜなら、彼の年金なんて微々たるものだからである。歳の差婚のデメリットは、この《魔の15年の存在》である。
【子供の高等教育をどうするのか?】
3年後と5年後に出産したとすれば・・・。2子目が大学を卒業するのは27年後。その時、質問者は50歳。これは、極々普通。でも、彼は65歳を迎えている。大学に通わせるには、一人当たり1,000万円超が必要。でも、彼は、子供が高校3年生なのに既に還暦に達している。「金が工面できないから高卒で働け」では、子は貧困層の仲間入り。歳の差婚の場合、必ず、「子供を如何にして大学を出すのか?」という課題に直面する。今すぐの課題ではないので見落としがちだが割と重要。
【孤独死との戦いが待っているかも・・・】
さて、《魔の15年の》を乗り切り、更に、その中の《修羅の4年・・・子供の大学進学期》も耐え抜いたとする。そうして、質問者が還暦を迎える。が、彼は既に健康寿命を超えており数年で他界。そうして、質問者は、老後を孤独死の恐怖と戦って生き抜かなければなりません。その可能性は大きいですよ。
【年齢による食生活、性生活の不一致】
人間、生きていて何が楽しみかというと、やっぱり食です。が、食の好みって年を経るごとに変化していきます。この辺りは、健康管理を考えると大事なこと。若い時とおんなじ肉食中心だと成人病の危険が高まりますからね。また、性生活も楽しみ(?)の一つ。で、女性の性欲のピークは35歳~43歳。その後は、どうでも良い感じでしょう。が、彼の質問者のピーク時に《どうでもよい時期》を迎えています。知人は、これもあって破綻しました。
と、歳の差婚のデメリットは色々ですよ。メリットはゼロです。なぜなら、それは二人で創りだすもの。自ずとそこに存在するもんではないからです。
以上。
補足
質問しておいて、疑問点を増やしてすみませんでした。 はい、彼が15歳年上です。 5年前に知り合って、交際して2年半になります。