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新幹線の先頭形状について教えてください。

新幹線の先頭形状について教えてください。 東海道新幹線から500系のぞみが無くなったのは700系やN700系と座席配置が違い、統一できないからと聞きました。それはホームの長さや越えてはいけない標識(?)を改良しないといけないかったと思いますが、それにはかなりの費用がかかるんですか?

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回答No.7

JR東海は、300系以降の車両は全て座席定員数・座席配置を同一する事に拘りました。と言うのも、東海道新幹線は日本の大動脈であり、異端車を作ってしまうと、専用のスジを作らなくてはならないだけでなく、その異端車を通常のスジに充当することで、指定席の座席がお客様に提供できなかったりするリスクを低減する為に全て揃える事にしました。 一方500系は、JR西日本の自力制作の車両で、山陽新幹線内を高速で走行する(時間短縮)の為に作られました。しかし、JR東海内では上記の理由により、スジを制限されるだけでなく、最高速度を270Km/hに抑えられ、パワーを持て余すようになってしまいまいた。また、全車電動車である為、使用電気量も当時の300系以上になってしまい、省エネとは程遠い存在になってしまったようです。更に、特殊な先頭形状の為、乗降扉の数も300/700系と比べ2か所少なく、その分JR東海車と比べて乗降時間がかかってしまいます。東海道新幹線は、当時3分30秒間隔の過密ダイヤだったため、そういう異端車両は邪魔者以外の何でもないなかったのだと思います。 500系の停車位置標識については、そんなに費用はかからないと思います。しかし、乗降扉の配置が異なる為に、ホームドア設置の妨げになっていたとは思います。 現在は、16両編成の700系とN700系がJR東海の仕様通りの座席数・配置になっていますので、その編成のみ東海道新幹線内を走行する事が出来るようになっています。※新大阪~鳥飼車両基地間だけは、他のJR西日本車/JR九州車共に走行できるようになっています。

hirorin0505
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  • FEX2053
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回答No.6

>先頭形状を15mした結果座席配置が他ののぞみと統一 >出来ないから撤退してしまったと思う ではなくって、元々500系は一種の試作車で、東海道まで入れる 気がなかったために、「定員だけ大体あっていればいいだろう」 という設計方針で作ったのが原因です。 初めから座席配置まで合わせることが「仕様」だったのなら、 それに合わせた設計をしたはず、人気が出て、東海道にまで 多数入れることになったために、「だいたいあってる」レベル ではどうしようもなくなったんですね。 そもそも、0系や100系のころは、「だいたいあってる」で 全く問題なく運用していましたし、座席数をきっちり合わせる ようになったのは、700系からですからね。500系の設計時点 ではそんな話はなかったんです。 ということで、500系が8両編成で山陽区間に閉じ込められた 最大の理由は。ホームとか有効長とかの問題ではなく、 JR東海が「全部同じ座席配置じゃないとダメ」と、後から わがまま言ったのが原因、500系側には原因はありません。

hirorin0505
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  • kuni-chan
  • ベストアンサー率22% (678/3074)
回答No.5

 300系、700系、N700系は座席配置が同じです。  700系を作る時JR東海としては当時主力の300系に合わせるのは当然と思います。  性能差がありますので低い方の運用に限りますが、例えば300系の運用に700系やN700系を使っても大丈夫です。  大きなメリットがありますので、500系に合わせる事はしませんでした。  

hirorin0505
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  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.4

>(その後出た700系やN700系)を500系座席配置に統一しなかったのは何故なのかなと思いまして・・・。 一言で言えば、JR西日本が自社だけで開発したものだからです。つまり、JR東海は開発に関与していません。性能だけを追求したために、製造費は非常に高額になり、大量の車両を必要とする東海道新幹線を置き換えるには不適だったのです。どんなに高性能でも大量生産に向いていなければJR東海では造れません。座席配置を500系に合わすというのもとんでもない話で、流線形部分の長い500系の先頭車両に合わせたら無駄なスペースばかりできてしまいます。

hirorin0505
質問者

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回答No.3

線路のRや駅ホームのRの関係で、一つの車両の長さは上限があります。ものすごく極端な例だと、あまり長い車両だと、カーブで対抗車両とすれ違うときに接触します。 なので、先頭を一定以上長くすると、その分、乗るところを短くする必要が出ます。 500系の場合、これによって、先頭と最後尾の出入り口を一つ削らなければいけなくなりました。 これによって乗り降り時間がかかるようになっていたんですね。 あと、500系は速いのは最高速度で、営業速度はN700系と変わりません。東海道新幹線と他の新幹線の違いは作ったときの想定する営業速度の違いによるカープの曲率です。 JR西日本は自社内の区間でもっとも速く走れるものとして500系をつくりましたが、東海道新幹線の区間での最速は500系ではないんです。 速さが売りの新幹線ですが、東海道新幹線で最速ではない500系が淘汰されるのは仕方がない話かと。 けっしてご質問の規格の不統一が主な理由ではないと思いますよ。 東海道新幹線が過密化するにつれて、遅い車両は淘汰されていきます。その一環ともいえます。

hirorin0505
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  • emsuja
  • ベストアンサー率50% (1065/2116)
回答No.2

500系新幹線車両は 車両と客用扉の配置や車両ごとの定員が他の形式と異なるといった問題があって、新幹線のダイヤが乱れた時に、 500系を他の系統の車両の代走に充てられない→車庫に眠らせざるを得ない→運用車両が足らなくなる→ダイヤの乱れの回復にさらに時間が掛かる、といった問題があったと聞いています。 また、先頭車両には乗降口が後方に一か所しかなく条項に時間が掛かるなどといった問題も聞いています。 実際 500系先頭車両に乗ったことがありますが、内壁が大きく内側に傾いておりかなりの圧迫感を感じたことを覚えています。

hirorin0505
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hirorin0505
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失礼しました。先頭形状を15mした結果座席配置が他ののぞみと統一出来ないから撤退してしまったと思うのですが、500系を登場した時にのぞみ(その後出た700系やN700系)を500系座席配置に統一しなかったのは何故なのかなと思いまして・・・。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

「先頭形状」と質問の文面がかなり違うので、何が聞きたいのかよく分からないのですが、結局のところ統一する必要があったのは、東海道新幹線は列車の密度が高く、ダイヤが乱れた時に様々な座席配置の車両を使っていると、本来の車両を使うことができなくなった時に混乱するからです。  これが如実に表れたのが阪神淡路大震災で、山陽新幹線と分断されてしまい、一部の列車を取り残された西日本の車両で運用せざるを得なくなったために、ほとんど被害の無かった東海道新幹線も長期間暫定ダイヤを余儀なくされました。

hirorin0505
質問者

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hirorin0505
質問者

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失礼しました。先頭形状を15mした結果座席配置が他ののぞみと統一出来ないから撤退してしまったと思うのですが、500系を登場した時にのぞみ(その後出た700系やN700系)を500系座席配置に統一しなかったのは何故なのかなと思いまして・・・。