お母さまが認知症で、それにつけこんでお兄さんが勝手に財産を使いつぶしているというお話なんでしょうか。
もしそれであれば弁護士の出番はありますが、そうでなくてお母さまの意志があってやられているなら、生前贈与でも何でもありません。
生前贈与というのは遺産相続の話であって、主に不動産とか動産の死後の相続が混乱しないように生前に分割しておくことを言います。
現金を分配する話は通常生前贈与とは言いません。
それをすることで、遺言書が有効かどうかなどという揉め事もおきませんし(何しろ当人がいるのですから)、自分が故人になってからごたごたするのも抑止できるという話です。
現金に関しては、死んだ時点でいくらあるかというのは可変ですから、そこで残高に関して計算操作をするだけのことです。通常何千億なんていう現金が遺産になることはあり得ませんから、これで片付くのです。
あなたの記事を読む限り、年齢はともかくとして、母や祖母にあたる人間がお小遣いをやっているのだという形にしか見えません。孫が可愛いからこのお金でなんとかしてくれ、という程度です。
それは遺産という話ではなく、お兄ちゃんにお小遣いやるなら私にも、という程度の話です。
妹が不公平だと感じて文句を言うならいいけど、そうでなくてうじうじして弁護士をたてようと考えるならそっちのほうが異常じゃないでしょうか。