オーディオアンプのグレードアップについて

質問

現在のシステムは以下です。
プリメインアンプ　marantz PM-17SA ver.2（2002年製）
SACDプレーヤー　marantz SA14S1（2013年製）
スピーカー　DALI mentor menuet SE（2013年製）
プリメインアンプのみ予算がなく古いモデルを使用しています。
もし同marantzのPM-14S1にグレードアップしたら音質の向上を見込めるでしょうか？
アドバイスよろしくお願いいたします。

回答No.2

iBook 2001（@iBook-2001） · ベストアンサー

はじめまして♪

うぅ～～ん、どうなんだろ。？

型番からすれば間違いなく上位機ですし、価格も２倍程度って事では在るんですが。。。

私は、PM-17SA（V2じゃない、1999年購入機種）も所有シテイマす。
おおよそ、このくらいの時代から、過去の「Marantzトーン」と言う個性が薄まって、ニュートラルサウンドに変化して行ったように思います。
同時代のPM14系ですと、やはり価格も２倍くらいでしたが、なにより「重量」がかなり違いました。（おおよそ２３kgくらい）

PM-17SA／PM-17SAver.2も16kg

これに対して、現行のPM-14S1をメーカーHPで見ますと、18.5kgとなっています。
サウンド傾向は、よりニュートラル化しMarantz独自のサウンドカラーはより少なく成っているとは考えられますが、時代背景なども考えますと、重量比較で考えられる範囲の「グレードアップ」なんじゃないか？と予測も出来ます。

まぁ、物量主義から、高効率化になったから、重量増加を低く抑えた。という考え方も在るのですけれど。。。。

今世紀に入ってから、オーディオ不況で多くのオーディオ専業メーカーが存続出来なかったり、大手の家電メーカーでも高級オーディオブランドから撤退、そんな環境で旧：日本Marantz社も苦しんで、現在はD&Mホールディングス内の１ブランド（企業）。という状況で存続しています。
（スピーカーのDALIもD&Mです。）

オーディオ全盛期とは違い、量産効果等で大きく利益を得にくいでしょうから、価格は２場でも、製品本質は1.5倍くらいに考えておけば、必用以上の期待から裏切られた感は少ないんじゃないか？と憶測致します。

総合的に考えますと、SACDプレーヤーが上位機種ですし、スピーカーも特別に力を入れたモデルですから、今回のアンプ変更で、トータルバランスとしては、より好ましい組み合わせ。という範囲に成るはずです。
「一聴して、音ががらりと変わった」「格段に良く成った」なんて言う期待は、持たない方が良いでしょう。
それでも、じっくり聞き込んで行く事で「良く鳴った部分がイロイロ見つけられる」という事は、間違いないだろう。と思います。

デジタル秘術は日進月歩ですが、アナログ部分はかなり熟成されているので、新旧だけで考えるべきではアリマセン。
ましてや、百年以上前から基本原理が変わらない、スピーカーというローテク分野は、アル意味「伝統の職人技」のような側面すらあるような、、ないような。。。（苦笑）

オーディオは、科学技術を元にして、工業技術で造られます。しかし音楽と言う芸術を再生し、ソレを聴く人の感性／官能判断となる、高度な趣味世界でもありますから、、、、

高級オーディオショップなどは、価格競争をせず、充分多くの利益を出しながら、幾つかの製品を「試聴器」として貸し出してくれたりします。

極力、自室で試聴し、ご自身が納得出来る製品を見つけ出された方が良いと思います。

『もし同marantzのPM-14S1にグレードアップしたら音質の向上を見込めるでしょうか？』
はい。一般論では在りますが、音質向上、サウンドクオリティーアップは在るはずです。
しかし、結果的に得られたサウンドが、より好みのサウンドなのかどうかは、ワカラナイ。とも言えます。

お礼

こんばんは。
私がアドバイスを期待したことに、体系的に懇切丁寧に説明していただきました。とても良く理解ができました。iBOOK-2001様の総合的な知識と感性に感じ入りました。今、迷っていることに道筋がついたようです。今、使用しているPM-17SA ver.2をもう少し使おうと思います。
本当にありがとうございました。

回答No.1

nijjin

音質に関しては人どれぞれ良い悪いの感じ方が違うので何とも言えませんが
音の違いなどは出るでしょう。
お店で試聴してみるのが一番だと思います。

また、それ上の予算があるのならセパレート（プリアンプ＋パワーアンプ）にしてみるのも一興かもしれません。

お礼

早速の回答ありがとうございます。
田舎に住んでいるのでなかなか視聴に行けず、これまでもネットの情報を
頼りに機器を購入していました。
でも、本来は自分の耳で確認するべきですよね。