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緑内障手術後の感染症リスク
- 緑内障手術後の感染症リスクについて、注意点や予防方法について教えてください。
- 術後3か月経過しており、術後初期の合併症や感染症の心配はなく、眼圧も安定しています。しかし、常に清潔な状態を保ち、目を擦らないようにするなど予防策を取ることが重要です。
- 温泉やゴルフ場の風呂を利用する際には、メパッチ(アイシールド)を使うことで感染症のリスクを下げることができます。緑内障手術専門の医師からのアドバイスも参考にしてください。
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(Q)多少でも感染症のリスクを下げますか? (A)下げるかどうか、検証されていないと思いますが、 下げる可能性はあると思います。 では、どの程度下げるかと言うと、微々たるものだと思います。 なぜなら、目の感染症を起こす原因が、 「入浴時の洗髪」である可能性は、低いと思われるからです。 最も多いのは、ウィルスや細菌が付いた指で目に触れることだと 思います。 タオルなどは、指と同じで、ウィルスや細菌を目にこすりつけている ようなものだからです。 他にもプールなどの水が、目に入るということもあります。 でも、日本人が好きな「入浴」が主要な原因として挙げられて いないのは、風呂は、元々は水道水で、残留塩素があるために 沸かした直後ならば、細菌が繁殖しにくい状況です。 髪もシャンプーを使って、水道水で洗うだけでなく、 普通は、目を閉じて、最後には、シャワーで顔も洗い流すでしょうから、 可能性としては、低いと考えるのが妥当でしょう。 ウィルスや細菌は、流水で洗い流すという物理的な方法でも、 かなりの有効性があることがわかっています。 なので、石鹸がなくても、洗うというのは、重要なのです。 逆に、石鹸を使いすぎて、手荒れを起こすと、その手荒れが 細菌やウィルスを繁殖させる原因ともなりかねないので、 手荒れを起こすほど使いすぎるというのも問題なのです。 また、緑内障の術後の感染症は、感染したらアウトという意味では ありません。 もちろん、感染しないことがベストなことは言うまでもありませんが、 感染を完全に防ぐことはできません。 問題は、感染したことをいかに早く発見するか、 いかに早く治療するか、ということです。 そのためにも、日ごろから、目のチェックを怠らないようにしてください。 痒みなどの症状がなくても、充血しているなどの異常が見られたら すぐに医師の診察を受けてください。
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- wtsky
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レクトミー後は一生感染に注意する必要があります。特別に不潔なことをしなければ術後早期の感染はまずありませんが、むしろ晩期感染の方がレクトミーなど濾過手術の場合は危険性があります。(術後5年後とか) 普通結膜炎などは実際には眼球の外で起こっていることですが、濾過手術を行うと眼球の中と外の世界がつながってしまうことになり、その間を遮って保護しているのは結膜のみであり、細菌が眼球の中に入って感染すると大変なことになります。結膜炎、濾過胞炎であれば点眼で十分治まる可能性が高いですが、眼内炎に進んだ場合は、薬物で直っても視力障害が残ることがあり、進行したステージになると硝子体手術も必要となり、レクトミーの濾過機能自体維持できるかといった問題もでてきます。 感染については、もちろん清潔に努めるべきではありますが、免疫力の低下により常在菌に感染するケースが多く、実際細菌が多く増殖する夏よりも少ないはずの冬にむしろ感染が多い傾向にあります。 したがって、注意していても不幸にして感染してしまうこともあるのですが、なるべく清潔にするにこしたことはありません。医師ではありませんが、以下は私の感染に対する認識です。 注意については、濾過胞の結膜が薄く虚血性の破れやすいものになっている場合は相当注意する必要がありますが、通常の濾過胞であるならばあまり神経質になる必要はないと言われます。 といっても、海水・プールの水・温泉の湯が目に入るのは避けた方がいいです。自宅の風呂の湯であれば、それほど気にする必要はないと思われますが、私はなるべく避け、きれいな湯で洗顔するようにしています。ただ、メパッチを洗髪の都度貼る必要まではないと思いますよ。洗顔後や洗髪後に顔を拭くのは、洗い立てのタオルの方がいいと思います。(家族と別である必要まではないと思いますが、使用してしばらく経ったタオルは雑菌が増えてきますので、洗い立てのタオルの方がいいと思います) 洗っていない手で直接目尻やまつ毛を触るのは避け、手が洗えない場合はティッシュ、ウエットティッシュの方がいいと思います。当日でも使用済みのハンカチならば目に使用はしない方がいいと思います。 目をこするなど物理的な刺激が最も心配です。特に花粉症の時期に寝ている時にこすってしまわないか心配です。夜は透明プラスチックの眼帯をしていますが、無意識に外してしまいそうな気がします。日中はさほどかゆくなくても夜猛烈にかゆくなることがあるので困るのですが、その点皆様がどうされているのかは私も知りたいところです。 あと気になるのは、自転車で通勤しているのですが、途中で雨が降ってきて目に雨が流れて入ってくることがあり、これはどの程度の危険性があるのかはいまいち不明です。(なるべく避けたいとは思うのですが)
お礼
丁寧な詳細のご教示ありがとうございました。質問以外の知識も大変参考になりました。メパッチについては温泉宿やゴルフ場の共同浴場を利用する事があり、今後も用心のため装用したいと思いますが、常在菌に感染する場合が多い、夏より冬の感染、免疫力低下時の感染などのご教示を忘れてはならないと改めて自覚しました。 ご回答の内容から推察して、同等の手術をされた方とお見受けし、ある意味では専門医より身近なアドバイスと感謝しております。早速のご教示をいただきありがとうございました。
- kaitara1
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専門知識はありませんが、この場合、心配される感染症というのは手術を受けた部位の感染症のことであって手術の傷が完全に治った後は感染症が起こりやすいということはないのではと思います。担当医の言っている意味もそのことではないでしょうか。人工血管などの手術では術後は常に人工血管の様な異物がある部位には感染がおこりやすくなっているのではないかと思いますが、緑内障の手術では異物は遺されないのではないかと思います。縫合に使われた糸などは体内で消滅するものが使われているのではないでしょうか。
お礼
早速の回答ありがとうございます。私の質問(文書)内容を読み直さず投稿し、質問趣旨の表現がベストではなかったと反省しています。回答のとおり、手術直後の傷口が塞がっていない時期と数か月経過して傷口が塞がった状況では後者の方がリスクは下がり、洗髪もジャブジャブできるようになる、と専門医や専門機関の方が説明されております。 しかしながら、緑内障手術(線維柱帯切除術)後の感染症リスクは、術直後より数か月後の方がリスクが半減しても一生残るといわれています。(以下WEB上の専門医説明文抜粋:この手術を受けた眼は、特に感染に注意する必要があります。手術を受けた部分には濾過胞ができています。濾過胞は結膜で覆われていますが、結膜はとても薄いためにこの部分から細菌などの感染を起こす危険があるためです。放置すると、眼全体に細菌が入り失明の危険もありますので注意が必要です。手術の後、数ヶ月から数年経ってから起きる可能性があります。) このリスクを少しでも下げたいために、用心のために入浴中にアイシールド(メパッチ)を装用していますが、少しでも効果があるものなのか、というのが質問の趣旨でした。 早い回答に感謝いたします。ありがとうございました。
お礼
自分で用心できる事の一部としてアイシールドをお尋ねしましたが、感染症の概要が改めて認識できました。感染症の予防ポイントのみならず、完全予防は不可能で、感染した場合の早期発見・早期治療が最重要など、的確なアドバイスに大変感謝いたします。 予防のポイントや万一異常が生じた場合の早期受診など、今後の日常生活で大いに参考にしたいと思います。 的確なご教示をありがとうございました。