慣れていないから「異性が怖い」というのはあるでしょうが、高所恐怖症のような、病気としての「男性恐怖症」「女性恐怖症」というものがあるのかどうか、私自身は疑っています。誰にだって、異性の親はいるのですからねぇ。
男の赤ちゃんが、母親を見て恐怖から気絶したという話しは聞いたことがありません。またその逆の、女の赤ちゃんが父親の顔を見て気絶したとかいう話も。
ということで、疑っていますが、全人類を調べたわけではないので有るのかもしれませんね。
高所恐怖症(病気)レベルだと、パニックに陥ってとんでもないことをする人は実際にいますし、私自身だって、タワーの展望台などの床板が突然透明になったら心臓麻痺を起こすかもしれません。
実際、習字をテーマにした某マンガには、男性恐怖症の、女子校の女子高生(男子に話しかけられたり触られたりすると気絶する)が登場します。もっとも、あれも「慣れ」の問題で、マンガの終盤には、離れた位置からなら男子と会話ができるようになっていますが。
ということで、高所恐怖症(慣れの問題ではない病気)レベルの「男性恐怖症」「女性恐怖症」があるなら、お尋ねのようなパニックはありるでしょうね。
また、なにかのトラウマで、ある程度長じてから異性恐怖症になることも・・・ 絶対にないとは言えないでしょうね。
余談ですが、「禁断症状」というのは、好きだったもの(酒や麻薬)などと切り離されることによって生じる症状のことです。
例えばアル中患者は、酒を飲めなくなると、禁断症状が出ます。
男が好きで好きで、しょっちゅう手をつないでいたりキスしたりしていた(そうしないと生きていけないほどの)女が、女子刑務所にでも入って男と切り離された場合におこすのが、「禁断症状」です。
嫌いな男と接触したからおきる、というのは禁断症状とは真逆ですねぇ。
適当な言葉を思いつきませんが、「アレルギー反応(症状)」でしょうか。