やだなー。もう福島を忘れたのですか?あのとき、東電本社は海水注入を一時停止するように吉田所長(当時)に命じましたが、彼は密かに部下には「本社から何と言われても、それで俺が仮にはいと答えても決して止めるな」と事前にいってありました。
事故後の検証で、あのとき本社の命令に従って海水注入を中止したら熱暴走が止まらなくなった可能性が高いといわれています。また4号機は水素爆発を起こしたものの燃料プールに穴が開かなかったのでカタストロフィは起きずに済みました。もし4号機の燃料プールに穴が開いて使用済み燃料棒の冷却ができなくなったら、東京も避難が必要なレベルになった可能性が考えられます。
後に菅直人氏は海外マスコミのインタビューに答えて、最大5000万人の避難が必要になる事態もありえたと答えていますね。
やっぱり一番危険なのは、アナウンサー泣かせで知られる高速増殖炉もんじゅでしょうね。その冷却液として使われている液化ナトリウムは、空気に触れると燃焼し、水に触れると爆発するというオトロシイものです。
ですから福井県に震災レベルの地震が発生してもんじゅの配管が壊れて(本体が損傷する必要はありません。配管の継ぎ目から漏れるだけで充分です)液化ナトリウムが漏れ漏れすると・・・いったいどうすればいいのか私にもわかりません。
もんじゅの場所から考えると、その放射能汚染で滋賀県の辺りは人が入るのが禁止になるでしょうね。新幹線はもう乗れないし、琵琶湖が汚染されるから淀川水系が飲料水に使えない。京都、大阪辺りは全員避難。東京から大阪に移動するには、飛行機を使うか名古屋から船に乗り換える必要が出てくるかと思います。滋賀県南部にはJRAの栗東トレセンがありまして、現在G1レベルの競走馬のほとんどが栗東所属となっています。もんじゅは日本の競馬も根底から破壊する能力を持っています。
また青森県六ケ所村にある再処理工場に今のところ「一時保管」されている放射線物質の【1%】が漏れると青森県は人が住めなくなり、東京も避難が必要なほどのレベルになるそうですよ。
ですから、もんじゅと六ケ所村が横綱級の潜在能力の持ち主といえるでしょうね。これらの施設が本気を出せば、日本列島がまるまる無人島になる可能性は否定できなくはないですね。
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