こんにちは。
息を吸っただけでも痛みがあるというのはとてもつらいですね。
まず「肺に原因があるか？」という部分ですが、肋骨の打撲が原因で肺にダメージが及ぶには呼吸困難を伴うほどの強打が必要になります。この場合は骨折を伴うことも多いですが、骨折していなくても肺がダメージを負うことはあり得ます。
この場合は先ほども申し上げたように呼吸困難を伴ったり、肺機能に問題が出るためチアノーゼ(酸素不足により皮ふが紫色になる)などがあらわれます。
質問者様の状況を見る限りではそこまでのダメージではないと考えられます。
次に一週間が経過しても痛みがとれないとのことですが、打ち付けたことによる肋間神経痛や周囲の筋肉、肋骨をつないでいる軟骨部分のヒビなどが考えられます。
ヒビは角度によってはレントゲンで発見できないこともあるかもしれません。
これらの症状に対しては痛み止めを服用したりシップを使用したり、コルセットなどを用いて肋骨の動きを少なくして痛みを小さくし、そのうえで時間をかけて回復を待つことしかできません。
痛みが強く長引くようであれば、整形外科の医師に相談してみましょう。
お大事になさってください。
ココカラファイン 薬剤師（@cocokarafine） プロフィール
ドラッグストア・調剤薬局を全国約1300店舗展開しているココカラファインのWEB担当薬剤師です。
健康、美容についての気軽な相談相手として「お友達以上お医者さん未満」のような存在を目指してます。
...
もっと見る
