- ベストアンサー
自慰行為…テストステロンは本当?
中3男子です 最近、男性フェロモン(テストステロン)というものを知りました それを知ってから 自慰行為を週2にするようにしました (金曜の学校帰ってからと水曜の学校帰ってから) しかし、今日木曜日なのに自慰行為をしてしまいました 明日は学校があるのでけっこうテストステロンの量を気にしてますすが 自慰行為で本当にテストステロンの量が変わって モテたり、モテなくなったりするんですか? 化学的に教えて下さい
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
有り得ません。 テストステロンは男性的な体つきになることに必要なステロイドホルモンの1つですが、その作用の1つに性欲増強があります。しかし、週2回というのは少ない方であり国内外の報告では平均して13歳~18歳の自慰回数は1日1回程度という調査があります。 テストステロンがフェロモンだと勘違いしているのかもしれませんが、医学的にそのような作用はありません。ネットではそのようなデマが平然と流れていますが、テストステロンがモテるフェロモンだと勘違いされた経緯はある論文にあります。 しかし、この論文は反論が出ており現在の解釈としては【テストステロンによる攻撃性の上昇、肉体増強がメスラットを惹きつける要因である】としています。 自慰については、行わないことで最大45%の血中テストステロンが増加したという報告があります。しかし、これは成人男性を対象としており思春期の男性には絶対行って欲しくない方法でもあります。 なぜかというと、人間にはホメオスタシス(恒常性)というものが備わっており、性ホルモンについて成熟し恒常性を獲得するのは18歳以降と言われています。この時必要になるのは、いかに定常分泌を上昇させるかという点になります。 これについて論文がいくつも出ていますが、性行為経験回数が多い男性ほど女性からはモテる傾向にあります。つまり禁欲とは真逆なのです。 さらに、女性から好みであると判断された男性の性行為回数や自慰回数を調査したところ最も好みではないと判断された男性の2倍以上であったという報告もあります。 ちなみになぜ現在マスコミがトレンドのようにテストステロン分泌と禁欲の関係をいうかというと『筋力増強グッツの売れ行きをよくするため』です。米国では1990年代からこのブームがあり、様々な調査が行われました。結局、性欲の強さは思春期に禁欲しないほうが良い傾向に有ることもわかっています。 成人してからは禁欲したほうが性行為で得られる快感が増す傾向にあり、本番の前は禁欲するという男性も多いようです。しかし、中学~高校にかけてはそもそもテストステロンの分泌を上げて、身体を大人の状態に作り上げようとしている時に発散しさらに分泌を上昇させるための手段である自慰などを減らすと上昇率が頭打ちになる可能性があります。 ちなみにテストステロンの分泌が勉強などによって抑制されるのは嘘です。あくまでもストレスが良くないだけです。 個人的には自由にしたいときにすべきだと思いますよ。 医療従事者あるいは研究者としては、自慰行為程度でテストステロンの基本的な分泌量は変わらないと断言できます。 ただ、自慰をしすぎると感覚が鈍麻し性行為で十分な快楽を得られなくなるという場合もあります。また、テストステロンの分泌増強は将来的な前立腺肥大や前立腺がんの可能性も上げます。 その点は留意してください
お礼
とても心配していました 本当にありがとうございました、 やっと落ち着いて生活できます!