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リウマチについての質問
- リウマチの初期症状についての疑問や血液検査結果の意味について質問があります。
- リウマトレックスの効果や副作用、関節の破壊の進行について疑問があります。
- リウマチの症状の進行についてや、大学病院での治療の選択肢について考えています。生活や未来についての不安も抱えています。
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一応お答えします。医療従事者として、また難病指定の患者として回答します (1)いきなりリウマチでここまでひどくなることはあるのでしょうか?いわゆるこわばりなどの初期症状はありませんでした。 ⇒関節リウマチが劇症で起こることはあります。ただし、鑑別診断をすべきですのでリウマチの専門医がいる総合病院で診断されることをおすすめします。 (2)血液検査で CRP定量0.88 RF定量101 抗CCP抗体180.6 と出たのですがこれはどれくらいひどい状態でしょうか? レントゲンでは異常ありませんでした。 ⇒炎症の程度はある程度ひどいです。また抗CCP抗体が検出されていますので関節リウマチの可能性が高いと思われます。関節破壊はないかもしれませんが、今後出てくる可能性が高い数値と言えると思います。 (3)先生からリマチルと言う薬で様子を見て関節破壊があったら薬を変えると言われたのですが、関節破壊が起きてからでは遅いと思い、リウマトレックスを処方してくださいと言いました。リウマトレックスについては自分で調べ知っておりました。先生からリマチル以外の薬の説明はありませんでした。 そこでなのですが、リウマトレックスは所詮免疫を抑えるだけの薬ですよね?進行が遅れるだけ(いわゆる免疫の攻撃力が弱まるだけ) なので、結局は関節破壊はしてしまいますか? ⇒リウマトレックス(メトトレキサート)もリマチル(ブシラミン)も所詮は免疫を押さえる程度の薬という言い方も出来ます。しかし、リウマトレックスは現在のガイドラインの第一選択薬であり、切れ味の良い薬です。進行が遅れるのではなく、完全に抑えることも可能です。ただし、飲み続ける必要があります (4)抗CCP抗体の数値は突然上がるものですか? ⇒徐々に上がっていただけで、今までわからなかっただけだと思います (5)リウマトレックスの副作用で免疫が落ち病気に掛かりやすい、肝臓や腎臓の数値が悪くなる、脱毛があるなどの副作用は把握してますが、肌はどうでしょうか?ターンオーバーが遅くなりますか?些細なことかもしれませんが、老けて見られるのは嫌なのです。 ⇒肌については特に報告がありません。ただし、関節リウマチに限らず免疫抑制系の医薬品を使う場合はスキンケアに気をつけなければ結節性紅斑やニキビなどになる可能性があります。従って不要な化粧や添加物・植物抽出物の多い化粧品を使用せず、ワセリンやベビーパウダーなど小児用のものを使うことを私は進めることが多いです。 (6)生物学的製剤はどうですか?打ち続け多少症状が和らいだら辞め、痛みが出だしたらまた打つみたいな感じですか?要するに一生打ち続けるという事ですか。 ⇒違います。臨床的寛解に至れば中止になります (7)若くしての発症です。 80まで生きるとして、あと50年もあります。薬で進行を遅らせたところで50年もあれば関節はボロボロになってしまいますでしょうか?人口関節は決まったようなものですか? ⇒適切な治療を行えば関節破壊させることなく治療することも可能です (8)大学病院など大きな病院に移った方がいいでしょうか?今の先生は治療がいちいち古臭いです。一昔の考えと言いますか、私が調べた論文などの資料の治療と少しずれております。 ⇒論文がPubmedなどで調べたものなのかどうかわかりませんので一概には言えませんが、最先端の情報は触れない方が良いです。なぜなら素人には判断ができないからです。 例えば私は消化器が専門で、罹患している難病も消化器のものですから最新の論文を読んでも治療に十分効果があるものかどうか判断できます。しかし、仮に医療従事者であっても専門でなければ最新の論文は理解できません。せいぜいガイドラインや治験が走っているものを理解できる程度です。 従って担当医が微妙だと感じるなら信頼できる医師を見つけることのみに力を使うべきだと思います (8)リウマチのため転職を余儀なくされました。体もろくに動かせないのに雇っていただいて感謝しております。年収は320万ほどで一人暮らし、車あり(返却不可のリース)でとてもじゃないですが、毎月5万も6万も出せません。毎日質素な食事、遊びはできない。これでは生きてる意味がありません。結婚もマイホームも子供も無理ですよね。 同じような境遇の方いらっしゃいますか? 自殺を考えたりしますか? もし考えてるとしたら最も苦しまない方法は見つけることが出来ましたか? ⇒公的補助を受けられる場合があります。リウマチの専門医を訪ね、尚且つ適正な診断を受けてから市町村の窓口で相談することを進めます
お礼
ご回答ほんとにありがとうございます。 疑問がすべて解決致しました。 ほんとに自殺を考えておりましたが、もう一度病気と向き合ってみようと思います。 ありがとうございました。