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ペンのラバーグリップ劣化抑制
ご覧いただきありがとうございます。 シャーペンやボールペンでラバーグリップのものがありますが、それらのグリップ部は長年使っていると、ぶわぶわと膨らんできくる上、べたつきも増してきて気持ち悪いです。 このような劣化現象はどういう仕組みで起こるのでしょう? また、この劣化現象を防ぐ方法はあるのでしょうか? お気に入りのペンが数年でこのような状態になって捨ててしまい、これからはなるべく大切に使っていきたいなと思うので、お尋ねしました。 ご回答お待ちしております!
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>このような劣化現象はどういう仕組みで起こるのでしょう? 反応物(グリップ)に水が反応し、分解生成物(ベタベタ)が得られる反応で、「加水分解」と言う。 加水分解は、樹脂類には少なからず発生するモノだけど、特にラバー、ウレタンには宿命みたいなもので、 >この劣化現象を防ぐ方法は 現状では、見つかっていない。 最初に書いたとおり、加水分解は「水分に反応する」もので、液体だけでなく、空気中の水分(湿気)も加水分解を進めるため、加水分解を遅らせるコトも困難(空気中の水分を遮断するためには完全密閉するしかないけど、密閉状態で筆記具として機能するのかしら?)。 ベタベタは「強アルカリ性の洗剤で拭き取れた」という記事も見たことがあるけど、全てのケースで上手くいくとは限らないし、きちんと処理をしないとペンの機能や手肌に悪影響があるだろうな。 過失分解に対しては、不完全な対処療法しかない以上 >これからはなるべく大切に使っていきたいなと思う のなら「ラバーグリップのペンは選ばない」というのが唯一、現実的な解決方法ではないか と。
お礼
的確なコメントをありがとうございます。 解決策はないんですね…… 非ラバーグリップの持ちやすいペンを探してみようと思います!