報復権( 仇討ち)復活ならば死刑制度にも賛成します。
被害者遺族感情と云うならば、本来は当事者が報復的処罰を執行すべきです。
国家や政府が代理してると、一般に死の重みが身に染みません。
たとえ凶悪犯であっても、目前の人を殺すのは容易な事態ではないのです。
日本には死刑執行のプロが居ない。刑務官が公務として代わり番で担ってる。
殺すのは大変な負担になってたので、5人とかでボタンを同時に押す遣り方にして、誰が直接執行したか判らないようにして精神負担を軽減してます。
それでもトラウマになる場合もあるそうです。ならば遺族が執行すべきと思いますよ。殺せないなら我慢して違う対処をする他ない。
~国家に依る殺人は、他には戦争ですが此れも同様で、イラクで160人も殺害した米兵英雄ですら, PTSDで悩みますね、イーストウッド監督の「アメリカンsniper」で描かれてる。
~普通人には殺人は簡単ではない。なので報復権が認められないなら、死刑制度には反対です。誰も遺族に成り代われない!。また遺族も様々でしょう。犯人が生存してるのは我慢出来ない人も居れば、即座に執行されても、時が経つと違う悩みを持つ人も居る、。
~例えば池田小の学童殺害犯の宅間、あんなに直ぐ執行していいのか?甚だ疑問です。奴は死刑望んで犯行に及んだ。其れを思い通りに死刑にしてやって良いのか?、楽なもんだな。米国の学校で銃乱射して自殺もする犯人と一緒だ。~望み通り直ぐ殺しちゃ遺憾と想う、もっと苦しんで生かした上での執行なら納得も出来ましょうよ。
斯様に死刑の犯罪抑止力もあやふやな情勢だし、冤罪も続くので今は停止した方が良さそうかな。~日本人は仁愛を忘れては遺憾です。以下ご参考迄に、
嘗ての日本でも死罪停止。時は享保、吉宗ライバルの婆娑羅殿様
🔱尾張七代君主 )️徳川宗春の施政方針『温知政要』より、
●第三条:刑罪の者は、一旦あやまりて後には何程悔ても取かへしのならぬ事なれは、吟味の上何篇も念を入大事にかくへき事也。…冤罪は国の恥 罪科はとことん調べ尽すべし。
●第十七条 : 人の命は金では買えんぜ 生命は尊く、常日頃の用心が肝要。
治世一代の間、死罪は一度も執行われず。経済も規制緩和で、尾張の繁栄ぶりは「名古屋の繁華に京(興)がさめた」とまで言われた。
世界初の啓蒙君主とも言われる。対して、吉宗殿と幕閣は厳罰主義かな、どちらも一長一短でしょうが、質素倹約,規制強化の享保の改革自体は失敗だったようです。