Vistaが不人気だったことから、2009年にWindows7が発売されてからは
Vista搭載PCはほとんど出荷されていないはずです。
結果的に、Vista搭載モデルのほとんどは、すでに
補修用性能部品の保有期間を終えていると考えられます。
この期間自体は、パソコンについては義務化された期間が定められておらず
各社の独自基準ということになりますが、だいたい6,7年
たまに3,4年ということもあるらしいですが、よくわかりません。
また、想定以上に故障が多くなれば、予定よりも早期に
部品在庫が無くなってしまうこともあるはずです。
VGC-LG52Bという型番は、検索しても出ないので、間違いの可能性がありますが
仮にVAIOのLシリーズだとすると、これはいわゆる一体型ですから
ノートPCのように、簡単に取り外せるバッテリーは無いはずです。
そのため、一体型PCはバッテリー駆動できないデスクトップPCの特徴と
専用部品が多く、汎用部品での修理が困難なノートPCの特徴を
両方併せ持ち、良いパソコンを長く使おうと考えた場合に
候補に挙がらないのが一体型パソコンだと言われています。
そういう意味では6,7年使えたことは幸運だったと言えます。
仮に、修理部品があっても、富士通のサイトを参考にすると
電源ユニットの交換に3万円強
M/Bの交換なら5万円強の修理代となるようです。
これには修理工賃も含まれますし、メーカー純正の部品が
保管されるための保管コストが部品代に乗ってくることになります。
元の価格や付属ソフトなどの都合もあるはずですが
修理代が3万円や5万円であれば、保証が切れたあとは
故障=買い換えという判断になっていた可能性があります。
こういった特性は、メーカー修理ができなくなった今も同じで
純正の部品で修理できないところを
汎用品で交換できないことがめずらしくありません。
特に電源ユニットとM/Bが、一体型PCでは専用品であることが多く
(壊れていない)中古部品を入手できないかぎりは
あとは、回路を修理できるかどうか?という話になります。
これは電気回路や電子回路の知識が充分ある技術者が
修理できる場合もありますが、都合よく近くに
そういった特別な措置を行える修理業者がいるかは、また別問題です。
パソコン販売店で点検修理も承るところがありますが
そういうところは、汎用部品で修理できないところは
修理不能と判断するのが一般的です。
性能面でも6,7年前のパソコンを修理して使い続けるよりも
新しいパソコンにするほうが、販売店でも使用者も良い結果が期待できるからです。
買い換える場合は、次に買ったパソコンが
同じくらいの期間壊れないと考えるべきではありません。
理想は3年保証をつけたら、3年で買い換えるという考え方です。
6,7年前の20万円のパソコンよりも
現在の10万円のパソコンのほうが性能は高いので
10万円程度のパソコンを3年使うつもりで買うという考え方もありますし
汎用部品での修理が可能な、セパレート構成の
ミニタワー型パソコンなどを選ぶという考え方もあります。
たとえば、一体型では液晶が壊れたら6,7万円の修理代がかかります。
https://azby.fmworld.net/support/repair/syuribin/charge.html
でも、フルHDの単体で売られているモニターは2万円程度で選べますし
メーカーに修理に出すまでもなく、代替品を買えば即日復旧できる利点もあります。
そういう利点がありながら、日本のPCメーカーは一体型とノートPCを推していますが
これは流通コストが小さいことと、買い替えが促進されることが
メーカーの利益に繋がるためだと考えられます。
なお、LシリーズにはACアダプターモデルと内臓電源ユニットモデルがあった気がします。
前者であれば、ACアダプターの交換だけで安上がりに復旧する可能性があります。
ただ、いずれにせよWindows Vistaの延長サポートの終了が迫ってきているので
そろそろ新しいパソコンを購入することを検討すべき時期が来ています。
お礼
ありがとうございます。 まず、すみません、VGC-LG52Bではなく、VGC-LJ52Bでした。 確かに修理のことなんて考えず、見た目だけで購入しました、、 実は、初めてちゃんと買うPCだったので。 そうですよね、Vistaもサポート終了なんですよね、 今度は修理しやすさ(費用の安さも)考慮して、買い替え検討してみます。