はじめまして♪
んん? 今も「スノータイヤ」って有るのかぁ?
(雪国育ちの私、周囲の環境では「過去の物」という感じですねぇ。)
スノータイヤは大きなブロック状のパターンで、柔らかい雪を掴む、事が出来るが、凍結面や圧雪面では効き目が無いため、チェーンを使う。
あるいは、スノータイヤに金属ピンを打ち込んで、スパイクタイヤと言う形で用いた。
しかし、「ピン」が、雪が無い部分では「路面を削る」ことから問題となったので、「ピンが無くても、それなりに効果が有る滑り止めタイヤ」として登場したのが「スタッドレスタイヤ」です。
スパイクタイヤに比べてスタッドレスタイヤは、つるつるの平面、圧雪や氷では、やっぱり効きが弱いようですが、スノータイヤとは比較に成らない程、有効です。
スノータイヤ、スパイクタイヤ、スタッドレスタイヤのばあいは、基本的に「全輪」に装着します。そうしないと駆動/制動でバランスが崩れ、スピンしやすく成りますからね。
チェーンは、「横滑り」が起こりやすく成るので、「駆動輪」にだけ装着します。FRならリア、FFならフロント、4WDなら全輪に。
ガラガラ、ガチャガチャとウルサイし振動も激しいから、通常は40km/hくらいまででしょう。(高速道路は、いろいろ我慢して流れに乗るしかないが、、、)
まぁ、あくまで「必用な区間だけ装着」って事なので、その都度「脱着」をするもんだ、と思っておいて良いでしょう。
(特に、本当の金属チェーンでは無い、プラスチック系の臨時利用の様な物は、耐久性が低いから装着したまま長時間利用はしないほうが良いと思います。)
タイヤサイズに合わないチェーンはダメなので、栗真を買い替えてタイヤサイズが変わると、チェーンも買い直す必用が在ります。また実際の着脱はかなり寒い環境で行ないますから、脱着に馴れておかないと、苦労しますよぉ。
スタッドレスタイヤは、ピンが無くてもそこそこ効きが良い、という事で特殊なゴムと特殊なパターンに成って居ますので、新品装着直後は効きが悪い場合も在ります。また数年程でゴム質が変わるため、効きが悪く成りやすいのも現実です。私達雪国では、安物なら3年、良い物でも5~6年で、買い替えるのが一般的になっています。
(それでも、夏タイヤや、アイスバーンでのスノータイヤよりは、まだ多少マシですけれど。。。)
効きが良い前車が突然止まったら、後続の効きが悪い車が止まりきれず「ドスン」なんていうのは、毎シーズン何台も見掛けますし。
私の様な環境、数ヶ月の冬期間はスタッドレス、「冬タイヤ」という感覚では無い、年に数日という環境の地域であれば、脱着が容易なプラスチック製のチェーンなどを使うほうが好ましいかもしれません。
残念ながら、スノータイヤ、スパイクタイヤ、スタッドレスタイヤは、通常環境では乗り心地が多少悪く、雨天等でも滑りやすい。消耗も速いし、さらに燃費も悪いという弱点も在ります。
通常の4輪自動車ですと、だいたいこんな感じです。