朝鮮半島の問題は関係ありません。実際は韓国とミャンマーとは労使交渉のもつれ。
隣国タイとはの出稼ぎミャンマー人の起こした犯罪?で死刑判決に対しての抗議です。
国内の賃金よりはるかに安く出来る労働人口の需要がある海外に工場を建てることは
企業としては当然です。(もちろん日本企業もやっている。今は中国からベトナムなどに移りつつあります。)誘致できた国も働き口が確保されるので大歓迎です。ただし経済的後進国ではもっとも利益を得るのは一部の人ですが。
まず韓国とのいざこざは韓国企業とミャンマー人との労使交渉がうまくいかなかった事が原因です。事態は大事になりストライキに発展してしまった。そのうちミャンマー労使が韓国人管理責任者を監禁したという事件がおこり(実は事実かどうか分かってない)、ミャンマーの韓国大使館がミャンマー政府に介入を要請したことでますます紛糾した。問題点は1)監禁の事実はあったのか
2)海外に進出した韓国企業の労使問題に韓国大使館が現地当局の公権力介入を要請することが妥当か
3)ミャンマーでの国益と一部の人への利益との差。
建前は韓国人の拉致に対してのミャンマー政府の反応への抗議デモ。しかし根底は韓国も経済状態が芳しくなく、大卒がほとんどなのに職がないなどの不満も多いのに、自国ではなく他国へ工場が流出する事への不満がある。
ミャンマーでは韓国政府が韓国人監禁ということをでっち上げ介入したことに抗議しているが実は民主化といえどついこの間まで軍事政権だったミャンマー政府の不透明な政策や一部の人への利益集中などに対して国民の不満がつのっていることが考えられます。
タイもクーデターなどで内政が不安で多くのミャンマー人が出稼ぎ労働者としてタイに流入しておりタイ人は心情的には快く思っていない。そんな時タイでイギリス人の男女が殺害されて、逮捕されたのはミャンマー人出稼ぎ労働者、このため反ミャンマーのデモが起こった。またあまりにも素早く死刑判決をしたものだからミャンマー国内ではまたしてもデモ。
と言うようにデモなどの原因は韓国、ミャンマー、タイいずれも国民の不満がある。
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