>それはピックの角度です。テンポが速くなると角度が斜めになってしまうのですが、
有名な人にも多いですよ。
ジェフ・ワトソンやジョージ・リンチが極端な例ですね。
>当てる角度はやっぱりフラットの方がよいのでしょうか?
>斜めに当てると何か重さが欠けるような気がしまいます。
「いい音を出す」が目的であれば自分が思っているサウンドが出せればフラットかどうかは関係ないと思います。
またこの当て方だとこういうサウンドになるという一般論は教則本などには載っていますが実際には千差万別の
トーンになるのでこれも無意味だと思います。
たとえばreikoikegamiさんが
>キープするためには肘と,肩の動作がどうしても必要になります。
とおっしゃっていますがチッキンピッキングスタイルでは両方必要ありません。
弦を移動しようがほとんど同じ動作です。
サークルピッキングや正しいハミングバードピッキングでもまたしかりだと思います。
一部の人が使う肘を中心にしたエルボーピッキングなどだと弦移動で肩を動かす必要があるかも知れませんが
あんまりおすすめできるスタイルではありません。
角度がかわる一番の理由はブリッジなどに手のひらがついているようなスタイルを
使っているからではないでしょうか?
離れることに不安があるなら右手の小指でボディに軽くブリッジしてそれを移動させながら
ピックから弦までの位置を安定させる、などの方法を取った方がいいと思います。
このスタイルで有名なのはジェイソン・ベッカーです。
あとは重さが欠けるとのことですが他のピッキングと同じアタックに近づけたいのなら
練習用のピックですがスタイラスピックを使ってみるといいかも知れません。
スタイラスピックは先が円錐になっているためどうあててもピックの角度は同じです。
またスタイラスが使いにくいのであればジムダンロップから出ているスタビーという
ピックを使うことをオススメします。
こちらはピックを横に切った断面が楕円になっており先に行くに従ってとがっています。
こういう言い方をするかわかりませんが楕円錐というカンジです。
ただスピードプレイは滑らかになりますが全体的にアタック感は損なわれるので
それはピッキングの強弱でカヴァーしなければならないと思います。
結論はなんでも試して自分がいいと思ったものを磨くことが大切ではないかと。
教則ビデオなどでピッキングのニュアンスをつけるのが上手い人をたくさん観て聴くことが
いいのではないかと思います。自分に取り入れられるものだったら手っ取り早いですからね。
個人的におすすめするスタイルはエリック・ジョンソン、スティーヴ・モーズです。