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トルクレンチの使い方についての質問
- トルクレンチの使い方について質問があります。
- タイヤに対して身体の向きは関係するのか疑問です。
- トルクレンチの使用後、再度締めるとどうなるのか知りたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
>トルクレンチを使用する際トルクレンチに、締めるとか緩めるとかの切り替えが付いているようです。 いえ、その切り替え機能は緩める場合に使うための機能ではありません。 トルクレンチは、腕がレンチに加えるトルクを次第に大きくして行った際に、設定したトルクよりも大きなトルクが加わった瞬間に、首の所がカチッと鳴る事で、設定以上のトルクになった事を知らせるものです。 ナットやボルトを締めつける際には、適切なトルクに達した後で更に締めつけようとすれば更に大きなトルクが必要となるので、トルクレンチのに加わるトルクも増して首がカチッとなりますから、トルクレンチを使って締結トルクを知る事が出来ます。 それに対し緩める際には、ナットやボルトが回り始める瞬間のトルクが加わった後は、それ以上緩めて行く際に必要となるトルクは減ってしまうのですから、もし仮に「ナットやボルトが回り始める瞬間のトルク」の方が「トルクレンチに設定したトルク」よりも大きければ、トルクレンチの首がカチッとなったところで力を加えるのを止めてしまったのでは、ナットやボルトが回り始めませんから緩める事にはなりませんし、トルクレンチの首がカチッとなった後に更に力を加えたのでは「トルクレンチに設定したトルク」よりも大きなトルクを加えている事になりますから、トルクレンチでトルクを確認している事にはなりません。 又、もし仮に「トルクレンチに設定したトルク」の方が「ナットやボルトが回り始める瞬間のトルク」よりも大きければ、トルクレンチの首がカチッとなる前にナットやボルトが回り始め、それ以降は回すのに必要となるトルクは減ってしまうため、最後まで「トルクレンチの首がカチッとなる」事はない訳ですから、トルクレンチでトルクを確認している事にはなりません。 つまり、ナットやボルトを緩める際のトルクを管理する事は出来ないという事であり、どんなトルクレンチであっても、その出来ない事のための機能を備えている筈がありません。 トルクレンチの回る方向を切り替える事が出来る機能は、「締めるとか緩めるとかの切り替え」ではなく、普通とは逆に「左に回した際に締まる様になっているネジ」というものも稀にはあるため、その様なボルトやナットを締める際の締結トルクを管理する際にも使う事が出来る様にするためのものだと思われます。 >トルクレンチをタイヤのナットにはめ込んで、上からトルクレンチに体重をかけるようにして行くと思います。 質問者様の場合は、体重をかけなければ十分な力を出す事が出来ないのかも知れませんが、トルクレンチを使う際には、レンチの首がカチッとなった瞬間に腕の力を抜いて、それ以上レンチに力が加わらない様にしなければなりません。(そうしないとトルクレンチが傷みます) ですから体重をかける場合でも、トルクレンチに体重を加えるとしても、あくまでも腕の力を介して加えている様にした上で、レンチの首がカチッとなった瞬間に腕の力を抜いて、それ以上レンチに力が加わらない様にしなければなりません。 決して、トルクレンチに直接体重をかける様な事はしてはいけません。 >カチとやった場合、右に閉まるのではなく、左に緩んでしまう感覚があるのですが それはトルクレンチの首がカチッとなった瞬間に、トルクレンチの首が右回りの方向に僅かに折れ曲がるため、ナットが逆方向に回った様に誤認されているだけではないかと思います。 実際には、その瞬間にはナットは右回りにも左回りにも回る事はありませんから、気にしないで下さい。 >仮に100ニュートンで締め付けた場合、その後同じ個所をもう一度カチとやった場合さらに100ニュートン閉まってしまうものなのでしょうか? トルクレンチの首がカチッとなった際に、レンチの首が右回りの方向に僅かに折れ曲がる事で、その曲がって行く瞬間には、レンチの柄とそれに力を加えている人間の腕や体もレンチを右回りに回す方向に動く事になり、レンチの首の折れ曲がりが限界に達して止まった際に、その柄や人間の動きを止める事になるため、その衝撃で100ニュートン・メートル以上のトルクが一瞬だけ加わる事になります。 そのため、同じ個所をもう一度カチとやった場合、厳密に言えば100ニュートン・メートル以上のトルクで締まる事にはなりますが、何度も繰り返すのでもなければその差はわずかなものに過ぎません。 ですから、同じ個所をもう一度カチとやったからと言って、「100ニュートン・メートルで締まっていたところに更に100ニュートン・メートルが加わって、合計200ニュートン・メートルで締めてしまう」などという事にはなりません。 少しだけ強めに締まってしまうだけです。 >一度100ニュートンで締めたとして、その後105ニュートンにして同じ個所をカチとやった場合は5ニュートン締まるだけなのでしょうか? 後から設定したトルクの方が大きい場合にはそうなります。 そのトルクレンチが信頼できる品質を備えているものであれば、正確に105ニュートン・メートルで締める事が出来ます。
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- hkinntoki7
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ホイールナットを緩めるときは車載工具で緩めて、ホイールナットを締めるときにトルクレンチを使えば良いと思います。 100ニュートンに設定すればネジの締まりが100ニュートンに達したときにトルクレンチの首がパキッと曲がりますよね?それ以上、締める必要がないというか締めすぎ防止のために曲がるのですよ。つまり、曲がった首を戻して100ニュートン設定のままで更に締めようと思っても首がパキッと曲がるだけです。105に設定し直せば105ニュートンでパキッとなります。が、それなら最初から105に設定するでしょ? トルクレンチがなぜ、必要なのかを考えてみてください。力一杯締めるなら普通のレンチで充分じゃないですか?意味がわからないのに高い工具を買っても無駄ですよ~
お礼
この度は、ありがとうございました. まずは、初歩的なことをしっかりと学習して 見たいと思います。 大変勉強になりました ありがとうございました。
- Sasakik
- ベストアンサー率34% (1695/4880)
基本的なトコロで勘違いしているようなので・・・ トルクレンチは、測定器具であって、締め付け工具ではない。 他のレンチ類で作業したナット類が適正トルクで締め付けられているのを確認、管理するための器具(設定トルクで締め付けを終わらせる機能は無く、適正トルク値に達したことを知らせるだけの器具)。 精密機械とまでは言わないけど、シビアなトルク管理が必要な現場だと、毎日のように更生する必要があるくらい、ワリとデリケートな構造で、衝撃を与えたり、回転方向を無視するような雑な扱いは避けるべき。 成人男性がホイルナットのトルク測定を行う程度なら、片手持ちでも大丈夫。 >上から体重を掛けるようにカチとやった場合、 トルクレンチの破壊試験でもしたいのかな? 一般にトルクレンチというと、音と衝撃で設定トルクを表示する「プリセット型」を思い浮かべるようだけど、ビーム(シャフト)のねじれでトルクを読み取る「ビーム型」やダイヤル状のゲージに表示される数値を読み取る「ダイヤル型」などのトルクレンチがある。 ビーム式やダイヤル式トルクレンチに「緩め」方向のゲージがあるけど、締め付けられているナット類のトルクを測定するためのモノで、緩めるための工具では無い。 作業時のポジションは、特にビーム型は構造上、ハンドルを正しく持たないと正確な測定は出来ず、ハンドルを正しく持つためには対象物に正対する必要がある。プリセット型でも斜めに構えると正しい保持はできず、正確な測定は難しい。 既回答にもあるとおり、「トルクレンチでカチカチ」というのは、「増し締め」しているので、設定トルク以上の力を掛けている=安定した荷重が出来るのならともかく、アマチュアレベルを想像するに、デタラメなトルクを掛けることになるので、「測定はカチッ1発」を忘れずに。 なお、工具は、標準的な成人男性が手で扱えば適正トルクが出るような大きさに設計されている。 ホイルナットなら、ホイルナット用レンチを正しく持てば手締めでも適正トルク値で締め付け出来るから、「足で体重を掛ける」なんて無意味なマネはしないように。 あ、「ホイルナット専用トルクレンチ」があるくらい、タイヤ交換でトルクレンチを使うのは珍しい話しでは無い・・・というより、イマドキは、適切な作業が行われたことの最終確認として使用するのは常識的レベルの話し。 また、「タイヤが回転すれ自然に締まる」こともあるけど、右と左で逆回転するから、片側が締め付け方向に回転すれば、当然のように、反対側は緩める方向に回転することも忘れずに。
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この度は、ありがとうございました. まずは、初歩的なことをしっかりと学習して 見たいと思います。 大変勉強になりました ありがとうございました。
- rosso2ch
- ベストアンサー率30% (243/785)
どのタイヤを締める場合も、身体はタイヤに正面を向き、右に振り下ろす方向でゆっくり締め込んで一度だけカチッと鳴らします。その後念の為、軽い力で何度か鳴らします。100ニュートンで設定すれば、100ニュートン力が掛かった瞬間にカチッとなります。その後0~100ニュートンの設定では、ナットは回る事無くカチッと鳴る訳です。ただトルクレンチを過信するのは危険です。ナットが斜めに入って締まっている場合、ナットがホイールをきっちり抑え切れていない事があるからです。 蛇足ですが、昔ニッサンのワークスのメカニックだった人が、チューニングショップを開いていて、ホンダ無限のメカニック講習を受けた際、エンジンのばらし・組み立てがあったそうです。無限スタッフはサンプルのノーマルエンジンをあっと言う間にばらし、そしてトルクレンチ無しで組み上げ、パワーチェックした所、カタログ値を余裕で超えたそうです。受講生(と言ってもその道のプロばかり)にはトルクレンチも支給されたそうですが、同じエンジンですが受講生はどんなにしても良くてカタログ値あたりしかパワーが出なかったそうです。人間の感覚が最重要視されるべきであって、トルクレンチはあくまで補助的な存在であるという事の体感トレーニングとの事でした。
お礼
この度は、ありがとうございました. まずは、初歩的なことをしっかりと学習して 見たいと思います。 大変勉強になりました ありがとうございました。 トルクレンチなしで更に正確に締めていくなんてさすがプロですね。
- kadakun
- ベストアンサー率29% (356/1200)
すいません、ニュアンスが伝わらないのですが、切り替えが出来ていれば体の向きとかどうこう関係なく締まると思います。 締める方向に切り替えできていれば、逆に緩めることは出来ません。 「仮に100ニュートンで締め付けた場合、その後同じ個所をもう一度カチとやった場合さらに100ニュートン閉まってしまうものなのでしょうか?」 いいえ、さらに締めるのでそれ以上になるはずです。 「一度100ニュートンで締めたとして、その後105ニュートンにして同じ個所をカチとやった場合は5ニュートン締まるだけなのでしょうか?」 性格に105ニュートンにはならないと思います。どうしても100→105にしたければ、一度緩めて締め直す方が正確です。
お礼
この度は、ありがとうございました. まずは、初歩的なことをしっかりと学習して 見たいと思います。 大変勉強になりました ありがとうございました。
何でタイヤ交換にトルクレンチがいるの、そんな事聞いたことない。 タイヤ交換に使用するレンチは、L型ボックスレンチとクロスレンチです。 車止めして軽くクロスレンチで緩めて、ジャキアップしてL型レンチで緩めて手でホイルボッルトを外してタイヤを外しいて、タイヤを取り付けてホイルナツトを手で締めてL型ボックスレンチで軽く対角線状しめて、ジャキをおろしてクロスレンチで対角線状に増締めします、クロスレンチは手で締めて終わり、後は車の回転で自然に閉まる。
お礼
この度は、ありがとうございました. まずは、初歩的なことをしっかりと学習して 見たいと思います。 大変勉強になりました ありがとうございました。
お礼
この度は、ありがとうございました. まずは、初歩的なことをしっかりと学習して 見たいと思います。 大変勉強になりました ありがとうございました。