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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:イチジクの完熟がなぜ遅れるのでしょうか)

イチジクの完熟が遅れる原因と対策

このQ&Aのポイント
  • イチジクの完熟が遅れる原因とは?
  • イチジクの完熟を促す対策方法
  • 肥料の量や剪定時期が完熟に関与している可能性

質問者が選んだベストアンサー

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  • cactus48
  • ベストアンサー率43% (4480/10310)
回答No.1

過去に同じ質問をされたようですが、回答が無かったのは「ガーデニング」 で質問せず「その他」で質問されたからです。一応造園屋に勤務する関係か ら回答させて頂きます。 ドルフィンだとすると「桝井ドルフィン」だろうと思います。一般的かどう か知りませんが、桝井ドルフィンであれば夏と秋に収穫が出来る「夏秋兼用 種」となります。梅雨の影響を受けにくいと言われてますので、選ばれたの は正解だったと思います。 さて完熟が遅れる原因ですが、イチジクは他の果樹と比べて樹勢が強いのが 特徴ですから、肥料は決められた時期には正確に施す必要があります。 結実させるには相当の体力が必要です。養分不足になると結実は出来ても、 完熟させるだけの体力は残っていませんから、どうしても完熟出来ないまま 寒い時期を迎える事になります。 12~翌年の2月までに寒肥として1回、開花が終わって直ぐの7月に1回 目の追肥として1回、9月に2回目の追肥として1回それぞれ施します。 窒素分の少ない有機肥料を、幹の中心から30~50cm離れた位置に施し、 その部分の土と軽く混ぜ合わせます。これを毎年繰り返します。 一つの枝に多数の実が付いてませんか。1枝には3~5個が理想ですから、 1枝に結実している実の中で大き目な実だけを3~5個残して後は摘果して しまいます。先程も書いたように体力が消耗し過ぎると完熟が遅れるので、 欲張らずに収穫を確実にするため摘果と言う作業をして下さい。 摘果はされてますか。されてなければ今後は行って下さい。 剪定ですが、基本は葉が完全に落ちた冬場で、時期としたら1~2月が最適 です。何処でも切れば良いと言う事ではありません。時期と切る場所を間違 うと翌年の結実に影響します。 切る場所ですが、1枝の長さを半分にします。その時に芽と芽の中間で切る ようにします。芽の近くで切ると芽を枯らしてしまいます。これは今年に伸 びた枝ではなく、昨年に伸びた枝の剪定方法です。 今年に伸びた枝の事を新梢(しんしょう)と言います。新梢の場合は2~3 芽だけ残して上部を切ってしまいます。切る場所は先ほどに書いた通りです。 古くなった枝は太い枝の付け根で切り取り、重なり枝は何れかの枝を切って しまいます。また地面の際から出ている枝も全て取り去ります。これは「ひ こばえ」と言う果樹にとって無駄な枝です。この枝と取り去らないと養分を 奪われてしまうので、このような枝は不要枝ですので、全て取り去るように しましょう。 完熟して収穫する目安は、実が割れたら収穫時期です。これは御存知と思い ます。そろそろ収穫時期なのに実が割れないと思ったら、スポイトでサラダ 油を実の先端に2~3滴挿します。この作業を「オイリング」と言い、これ を行う事で実が割れる事を早める事が出来ます。この作業をすれば1週間位 は早まります。

VIDEOFAN
質問者

お礼

早速ご丁寧な回答を戴き有り難う御座います。 イチジクの木は場所をかえて4カ所に植えてあります。 2カ所は樹状仕立て、残り2カ所は一文字仕立てです。 樹状仕立ての1本と一文字仕立ての2本は雨除けハウスにしてあります。 一文字仕立ての2本はやや若木ですが、根元の直径は5~6cm程度です。 一文字仕立ての1本が特に完熟時期が毎年遅れており10%程度しか収穫出来ていません。 剪定は新梢の根元1~2芽残して切断しています。 剪定時期ですが、まだ葉が残っている11月頃に行っていますが早すぎでしょうか? 肥料は秋の剪定後お礼肥として牛糞堆肥を、春に化成肥料をすべてのイチジクに施肥していました。 アドバイス戴いたように、肥料のやり方を変えてみたいと思います。 なお、摘果はしていませんでした。雨除けハウスの天井に枝の先端が支えるので切断をしていました。

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その他の回答 (1)

  • cactus48
  • ベストアンサー率43% (4480/10310)
回答No.2

改めて回答させて頂きます。 まず剪定ですが、前回に書いたように剪定時期は決まっています。 葉が全て枯れて落ちれば剪定しても構わないと誰もが思うでしょうが、 それでも11月頃だと微妙ですが根は活動しています。活動している時 はダメージを与える事は避けるべきですから、前回に書いたように1~ 2月なら根の活動もせず休眠しているので、この時期を狙って剪定を行 うのがダメージを与えない方法です。 つまり11月では剪定は早過ぎると言う事です。僕らはプロで民間の家 の剪定に出かけています。そこにイチジクがあったとしても、不要枝を 切り去る程度に留め、出来るだけ剪定はしないようにしています。 次に肥料ですが、何か勘違いをされていますね。牛糞堆肥を秋に施して いると書かれてますが、牛糞堆肥には肥料の文字が含まれているので、 肥料だと思われる方が多いのは事実です。でも牛糞堆肥には植物に必要 な養分は多く含まれていません。そのため肥料は別に施す必要があるん です。牛糞堆肥の使用目的は土壌改良のためです。他にバーク堆肥もあ りますが、いずれも用途は同じです。 土は年毎に改良しないと排水性、通気性、保水性、保肥性は悪くなって しまいます。これを改善させるために使うのが土壌改良材で、牛糞堆肥 やバーク堆肥を土に混ぜる訳です。 つまり牛糞堆肥を施しても含まれる養分は微妙ですので、施しても余り 効果は無いと言う事です。 牛糞堆肥は田畑で、バーク堆肥は庭や花壇で、腐葉土は花壇や鉢植えや プランターで土壌を改良するために使うのが基本です。何度も書きます が、堆肥や腐葉土は肥料ではありませんので、別途肥料は施す必要があ ります。これを忘れずに覚えて下さい。 尚、肥料を施すのは前回に書いた時期に行います。施す時に土壌改良を 兼ねて、堆肥に化成肥料を混ぜて施すと良いでしょう。 化成肥料や油粕等は根に直に触れると根枯れを起こします。そのため根 から離れた場所に施します。これは根を傷めないようにするためです。 肥料の三要素って御存知ですか。窒素(N)燐酸(P)カリ(K)です が、窒素は葉や枝や根に、燐酸は花や実や根に、カリは花や根に必要な 要素です。これから分かるように、実のために必な要素は燐酸とカリで すから、何に対して必要なのかを良く考えて施さないと失敗します。 窒素が多い肥料を他の要素より多く施すと、葉だけが生い茂ってしまい 開花や結実に影響します。これを窒素過多と言います。 最後に摘果ですが、これは他の果実を太らせて大きくするのが目的です から、摘果の時期に切っては意味がありません。摘果は小さな実を摘み 取るのが基本で、枝は切ってはいけません。枝が軒に当たってしまうだ けの理由のようですが、それは1~2月の剪定時期に軒に当たらない長 さに切れば済むだけの事です。 前回には書いてませんが、イチジクは病害虫には比較的に強いのですが、 テッポウムシの被害には遭いやすいので、定期的に根元の観察をするよう にして下さい。テッポウムシが幹に侵入すると、地際付近に木くずが落ち るようになります。木くずの少し上付近を見ると小さな穴が開いています ので、この穴を発見したら薬剤を注入して内部の幼虫を死滅させます。 注射器タイプの物がホームセンター等で販売されていますので、スミチオ ン乳剤やマラソン乳剤等を規定量に薄めた物を穴に注入します。穴は粘土 やガムテープで薬剤が気化しないように塞ぎます。 この作業を怠ると、近い内に枯れてしまいます。テッポウムシは内部を喰 い荒らして枯らさせる害虫です。十分に注意して下さい。 以上です。

VIDEOFAN
質問者

お礼

再度の丁寧なアドバイス、誠に有り難う御座いました。 今年は剪定済みなので、来年から実施したいと思います。

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