振り込め詐欺に引っかかってしまう人の気持ちがわから

質問

振り込め詐欺に引っかかってしまう人の気持ちがわからない。私だけは大丈夫。絶対にだまされることはないと言っている人に限って実際に振り込め詐欺の電話がかかってくると、コロっとだまされてしまうケースが多いっていう話は結構有名だと思うんですが、その根拠はなんなんでしょうか？
そういう人に限ってコロってだまされちゃうといえるその理由がいまいちわからないです。
解説お願いします。

回答No.11

eroero4649 · ベストアンサー

それはですね、「絶対に騙されない自分が信じているからこの話は本当だ」と思うからなんですよ。だって本人は、「私は絶対に騙されない。騙されたことがない」と思っているわけですよね。そしたその本人が「信じた」なら、それは「絶対に騙されない私が信じたことだから本当のことだ」と思うからなんですよ。
金融機関の人から直接聞いた話なんですが、口座に振り込むという人に対してそれはもう明らかにオレオレ詐欺で不自然だから待った方がいいですよというとね、みんなこういうんですって。「もしこれが本当のことだったら、君はどう責任を取るんだ！」って。「絶対騙されない私」が信じてるんだからそれは本当のことである可能性がある訳じゃないですか。

私は昔、絶対に逮捕されない詐欺師みたいな人たちと仕事をしたことがあります。絶対に逮捕されない詐欺師というのは、「誰でも入れる保険です」といって入らせて、「だけど誰でも払う保険とは一言もいってません」とやるようなことです。あいつら、逮捕されないでしょ。
それでつくづく思ったのは、ああいう悪知恵が働く人たちが本気になって取り組んだら、騙されないなんてことは不可能だということです。だってあの人たちはそんな「私は絶対に騙されない」って人たちをどう信じさせるかのノウハウを豊富に持っているんだもの。

ご存知ですか。人間の悩みっていうのは、お金か、健康か、人間関係かのどれかに集約されるそうです。突き詰めればそのどれかの悩みになります。だから占い師とかもとりあえず「あなたはお金でお悩みですね！」といえば1/3の確率で当たります。打率3割超なら結構な高確率です。
しかも、もし外れたとしても「しかしそれも突き詰めていけばお金の問題なんですよ」と持っていくテクニックがあるんです。そうなっちゃうとね、ほとんどの人は「この人は私の悩みの本質をその場で見抜いた凄い人だ！」ってなっちゃうのです。この辺りのテクニックは、「しくじり先生」で辺見マリさんが洗脳されたときも存分に使われていましたね。

だからね、もし本当に絶対騙されない人がいたとしたら、相当人を騙している人か、世界中の誰も信じない人間不信の人かどちらかだと思うのです。

回答No.2

Beholders

子を想う親の気持ちは、子供にはなかなか分からないものです。

回答No.1

dragon-man

それは引っ掛かった人に聞いてみないと分かりません。確かなことは、払おうと思えば払える余分なお金をもっていたことです。なければ引っ掛かりようがありません。「ない袖は振れない」です。