価格は昔から弾性順に高→低じゃないでしょうか。
これはロッドとしての製品価格もですが、概ね材料のカーボンシートもそうじゃないかと。
高弾性ロッドの特徴として軽くて張りがあり感度が良く、キャストフィールがすこぶる良い。
デメリットとしては高くて破壊強度は低く脆い。
接着剤も少なく肉薄で作っているがゆえに、薄いストローを曲げた時のように1点に負荷が掛かるとあっさり折れます。
より感度・パワーを上げたりデメリットを強化するような製法が以前はボロンやアラミド繊維を組み込み補強するというやり方でしたが、
重くなりがちで今はカーボンの巻き軸を多角的にした4軸や6軸と言うものが主流。
4軸カーボン採用のものは他の高弾性ロッドなんかより概ね2万ほどは高くなってしまってますね。
高いロッドにはチタンやダイワのAGSのようなカーボンのガイドを装着する傾向があるので定価6万~10万ってロッドが販売されるわけです。
低弾性ロッドは反発力は少ないが粘り強く破壊強度が高く安い。
往々にしてベナンベナンな調子でキャスト後の収束も遅くばたつきキャストタイミングも取り辛く、感度が悪く即合わせする釣りに向かない。
張りを出す為には厚巻きが必要でそうすると重くなる・・・
店頭なんかで初心者用として安く売ってるロッドなんかがこう言うタイプでしょう。
ブラックバス釣りの巻物などで一部使用されてるようなグラスまたは中低弾性カーボンやグラスとのコンポジットロッドは感度を求めない釣りには今もまだ人気です。
高弾性の素材が必要でないトラウトなんかのロッドも柔らかめの仕上がりですよね。
低弾性寄りでも安くないロッドは上記のような一部のロッド。
一般的に高弾性は40t~、中弾性は30t前後、低弾性は25t以下と言うような感じ。
カーボン含有率が100%近いのが高感度高弾性ロッドと言っても良いのでしょうけど、
t数的な定義がどうもしっかりしてないと言うか、
メーカーが高弾性と謳っていてもはっきりせず、正直製法次第で35t素材でも化けます。
ほんとに40t以上の素材で作ったらパッキンパッキンのうえ扱い辛く神経質になってしまうロッドになるかもしれません。
メーカーの謳い文句、テスターや購入者のレビューを信じるしかないでしょう。
ところで弾性カーボンだから安いと言ってるサイトの主も理由くらいは書いてあったかと思うのですが、見ました?
お礼
ありがとうございます。 当方がスタートの時点で間違って覚えていたのかもしれませんね。 認識を改めることとします。ありがとうございます。 当方が見たサイトは価格に主眼が置かれている内容ではないので、特に書いていませんでした。低、中、高弾性の用途と特徴が書いてあるだけでした。