ビットコインにはオンラインウォレットとローカルウォレット、あとブレインウォレットなど種類が結構あります。
オンラインウォレットはそのままZaifやcoinbase、coincheck、BTCboxなどがそれに当たりますね。あそこはウォレットと言うよりは取引所がメインですが。
この辺は自分で持つのではなく、銀行に預ける感覚と同じです。ビットコインの口座を作って預ける形となります。当たり前ですが銀行が潰れると引き出せなくなるので注意です。
ローカルウォレットのほうですが、こちらは自分の財布にビットコインを直接放り込んでいるものと考えて下さい。前者と違い、何処の銀行が潰れようがなんの影響もありません。ただ、管理は完全に自己責任になるので、ちゃんとシステムを把握してから放り込むのがオススメです。
スマホのアプリにもビットコインウォレットがあります。パスワード無しでも一応使えますが、危ないのでパスワード(忘れると絶対に取り出せなくなるので一応撮影し、中からちゃんと取り出せるかどうか確認しましょう。このパスワードだけあってもwallet.batが無いと引き出せないのでセットで管理しよう)を付けて管理して下さい。(wallet.batが財布の核のファイルとなるので、このファイルさえ漏洩しなければ問題ありません。SDカードへのバックアップも大切に)
もう一個、ペーパーウォレット化して金庫に放り込むのも有りです。これは紙幣ではなく紙に書いたお財布となります。QRコードにwallet.batが直接書き込まれているのと同じ状態になります。当たり前ですがQRコードの印刷が滲んだり、他人にバレたり、燃えたりしたら最悪引き出せなくなるので注意して管理して下さい。
最後のブレインウォレットですが、12ワードの英語を覚えるだけでビットコインウォレットを脳で管理出来るようになります。覚えると言っても、自分で設定した意味のあるワードを入力するのでも良いですよ。このワードを紙に書くだけでそのままペーパーウォレットとして使える様にもなります。書き出すのにも読み出すのにも手入力が主になり、特に書き出しはミスると終わりなので注意してね。
こちらは主にcounterpartyと呼ばれるアプリケーション群を使うのが一般的ですね。スマホであればindiesqareというアプリが使えます。セキュリティ的にはあまり推奨出来ないのですが、少額決済の範囲内(捨てても痛く無い範囲)であれば、このアプリで12ワードを放り込み、かつ12ワードを紙に書いた物を家で管理して置く、という管理の方法もオススメです。こっちはスマホを紛失しても12ワードさえ分かればウォレットを再生出来ます。
ビットコインはオンラインウォレット以外にも選択肢がある、特にローカルウォレット、ブレインウォレットはパスワードや12ワードさえ漏洩しなければ、財布の中身を盗られたり、オンラインウォレットと違って預けていた先が破産したりすることがまず有り得ないので、その事もちゃんと知っていただければ幸いです。
お礼
取引所のイメージが強いけどウォレットとしても機能するんですね