TList->Clear();でメモリ解放不可

質問

C++Builder5を使っています。
TListの使い方で質問します。
List->Clear();で、Listのために使っていたメモリーも解放されるものと思っていました。
ところが、タスクマネージャでのメモリー使用量を見ているとそうなっていないようです。
Form上にあるボタンを押した時に次のような処理を記述しました。
UkeML->Clear();
for(i=0;i<800000;i++){
pt = new UkeM;
strcpy(pt->t,tx);
UkeML->Add(pt);
}
ボタンを何回押しても同じ事が繰り返される、と思ったのですが、私の環境では4回目まで（320万回）はOKですが、5回目でエラーとなります。
私の利用環境において、1回の起動で、ノードの追加が累積100万回を超える事はほぼ考えられないのですが、絶対にない、とは言い切れないので何とかしたいと思っています。
2回目以降で新規のListを作ろうとする時に、それまでのメモリーを解放するためには、どうしたら良いでしょうか？
アドバイスいただければ、と思います。
ちなみに私の環境は、
Win7 Pro 64bit メモリ4Gです。
メモリ８GのPCでも同じ現象でした。

回答No.2

m-take0220 · ベストアンサー

TList::ClearはTList自身が確保したメモリを開放しますが、Addなどで渡されたポインタについては何も行いません。
だって、渡されるポインタが指すオブジェクトがどのように生成されたのかを知るすべがありませんから。
newで生成されたオブジェクトならdeleteできますが、自動変数のポインタを渡される可能性もありますし、malloc系関数でメモリを確保したり、Windowsからメモリを取得する場合もあります。
また、渡されたポインタはvoid*として扱うので、開放すべきメモリのサイズもわからないし、デストラクタ呼び出しもできません。int*、double*、char*を1つのTListに追加して、それぞれ適切に開放できると思いますか?

お礼

m-take0220さん、ありがとうございました。
何回か読み返して何となく分かった気がしました。
要は「一つ一つのノードを明示的に削除しなさい」ということですね？
そこで次のようにサンプルプログラムを改造してみました。

新しいListを作る直前で、ふるいListを削除する関数を作りました。
その関数では・・・
cnt = UkeML->Count;
if(cnt == 0) return;

for(i=0;i<cnt;i++){
delete UkeML->Items[i];
}
UkeML->Clear();

これで何回Listを作り直してもメモリーは1回目より増えない、ということが分かりました。
処理速度も、ほぼ一瞬でListの作り替えが出来ているようです。
ありがとうございました。

回答No.1

hanabutako

C++ Builderを使ったことはありませんが、一般的な疑問として、pt = new UkeM;で確保したメモリーはList->Clear()で解放してくれますか？
この手のライブラリーでリストそのものはClearで解放するかもしれませんが、その中身の指し先まで解放することはあまりなさそうな気がします。

自分で一つ一つ要素をたどって解放して、それからClearしたらどうでしょうか。

お礼

hanabutakoさん、ありがとうございました。
2番の回答も含め読み返して、何となく分かりかけた気もします。
一つ一つを消して行ったところ、良さそうな結果となりました。