ネットの情報を見ると、労働者の収入は上昇したそうです。
ですから、低賃金を目当てに中国に進出した企業は、他の国に移動しているといいます。
まあ、中国人の労働者は、「金儲けが第一」と考えます。同じ会社で長く働いても収入はそんなに増えませんが、その経験を土産に他社に転職すれば、収入がアップとなると考えます。ですので、ちょっと経験値がアップすると、すぐやめるのが中国人。
米国では、転職回数が少ないと「転職する能力が無い、進歩無い人間だな」とみなされることもあるようです。
中国は、この米国的な考え方・価値観を人々は持っているといえますね。
とはいっても、給料上昇よりも、物価の上昇のほうが早いみたいですけどね。
米国のある企業のIT部門の方たちは、自分たちの仕事をうんと合理化する新システムを開発・導入したそうです。
その人達に「この新システムが完成したらあなたたちはどうするのですか?(仕事が無くなるでしょう?)」と聞くと
「このシステム開発の成果を土産として、もっと年収の良い企業に転職する!」って多くの方が回答したそうです。
経営者に対して、「私たち労働者に高賃金を払わないなら、私はこの会社から居なくなるよ!」というのは、きわめて合理的な考え方かもしれません。
お礼
日本人の感覚とは真反対なんですね。