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コンプレッサー搭載なのに、暖房ができない?
http://www.toyotomi.jp/products/air-condition/spot/tad-22fw/ この製品は一応冷房・暖房できる設計なのですが、暖房は温度が15度以下になると、送風が自動停止して使えなくなるそうです。 コンプレッサー搭載ということで、エアコンと同じ作りだと思うのですが、どうして低い気温では使えなくなってしまうのでしょうか? 窓用エアコンで冷暖房ができるタイプがありますけど、同じように暖房は低い温度では停止します。
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暖房で使用する場合は、冷房と逆の働きをします。 外の空気をより冷やすために使用する熱を、室内に放出する、という仕組みですね。 参考 http://www.daikin.co.jp/air/tech/refrigerant/summary/index.html?ID=air_tech_heatpump_summary わかりやすく言うと「外気から奪った熱を室内に放出する」という仕組みで暖房が行われます。 (冷房はこの逆で「室内から奪った熱を室外に放出する」形で冷たい空気を室内に供給します) で、この「熱を奪う能力」というのはコンプレッサの性能(能力)に依存します。 窓用エアコンやスポットエアコンの場合、製品の容積の関係から小型(=能力の低い)のコンプレッサしか搭載できません。 すなわち、「能力が低い」=「コンプレッサが熱を奪える能力」の最低温度よりも外気温が低くなってしまった場合は、コンプレッサは「外気から熱を奪う」という作業ができなくなります。 結果、内部に放出するための熱源が確保できなくなるので暖房ができなくなる、という仕組みですね。 以上、ご参考まで。
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- sailor
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まぁ、簡単に言うと外気との熱交換器の問題ですね。 先の方がお答えのように暖房の時には室外を冷やし、室外を冷やした分の熱を室内に放出することで暖房をするのですが、この際に多くのフィンのついたアルミ製の熱交換機の部分に外気をファンによって流して外気から熱を奪う(外気を冷やす)のですが、当然ながらこのフィンが氷点下になってしまえば、ここに霜が付きますよね。霜がついてしまうとフィンの部分の送風が不十分になったり、表面についた氷によって十分な熱交換ができなくなったりして正常に機能できなくなってしまうのです。セパレートタイプのエアコンでは室外側の熱交換機の大きさが十分に取れるのでフィンの部分の設計次第で外気がかなり低温でも暖房が可能なものが多いのですが、それでも外気温が氷点下などの状況では正常には働きません。 移動可能な小型軽量機種ではこれらの要求が厳しいため15℃程度で熱交換機の機能が正常な動作をするには問題が生じるということでしょう。 セパレート型の機種では室外機側に霜が付いたことを感知すると、暖房時に高温高圧に圧縮された冷媒(エアコンのガスで、この高温高圧のガスが室内を温める)の一部または全部を室外機の熱交換機に逆流させて室外機の霜を溶かす機能を持ったものや、その間の暖房能力の低下を電気ヒーターで補う機能が付いたものがありますし、最新の省エネタイプでは、暖房時の熱の一部を蓄熱器に蓄えて置きその熱を利用するものもあります。ただ、このような機能や冷房時よりも厳しい要求があるため大型化せざるを得ない熱交換機を搭載するには、移動式のコンパクトな装置では難しいということでしょう。
お礼
なるほどねー セパレートタイプではいろいろな工夫がされているのでより低い状態でも暖気できちゃうんですね
セパレートのエアコンでも、同じことは起こります。 ただ、、セパレートの物だと、室外機にヒーターなどが付いていたりしますが、消費電力や重量増などを避けるために、付けていないだけでしょうね。 特に、室内は湿気が外より多いですので、室内から吸い込んだ多湿の空気が、吸熱側に入ると結露し、霜付き状態になりやすいからですね。
お礼
セパレートは能力が高いだけであって、どんな状態でも暖房できるわけじゃないんですね
お礼
コンプレッサでも能力差があるんですね 残念だなー