私が使用しているキャノンプリンターの例です。
まずインクカートリッジが2部屋に分かれています。一方はインク液で満たされていてもう一方はフェルトが詰まっていて隣の部屋からのインクがしみ込んでいます。その下にインクヘッドがあります。そこで、光センサーはインク液の部屋を常にチェックしそれが空になると残量警告を出します。この段階ではまだフェルトの部屋にインクが残っています。そこから先はインクヘッドのドットを打った回数をカウントし、ある回数になった時点でインク交換のメッセージを出します。(この段階でにプリントできなくなります)
そこで、空の状態でいったんカートリッジを抜き また戻すとドットカウンターがリセットされてある程度は印刷できます。(ただし、インク部屋の光センサーは働いていますので残量警告は出し続けます)
一時的に機械をだますことになりますが、やりすぎると完全にインクがなくなり空うち状態となってヘッドを傷めます。カタログ上ではインク残量検知機能が光学式・ドットカウント併用式となっています。
また、ドットカウント式のみはドット回数の量で残量警告や交換メッセージを出していますので、空の状態でまた戻すと新品のカートリッジが入ったと認識しますからインクがでなくなっても光学式のように残量警告すら出ません。
多分他のメーカーも上記2方式のどちらかだと思います。湿気の感知ができれば最良の方法で技術的に可能だと思います、現段階では5~6万円程度のプリンターではコストの面から難しいと思います。
以上参考になりましたでしょうか。
お礼
とってもよく理解できました。これでプリンタおよびインクの不思議から開放されます。ありがとうございました。