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ゴキブリのこどもについて
成虫のゴキブリ(茶羽で中ぐらいの)が出てきて退治するときに、こどものゴキブリをすぐ近くで見つけることがあります。(これまでに2回ほど。) 1回目は、成虫がいるぐらいだから、こどももいるんだな、発生ししまっていて嫌だなあぐらいに思っていて、たまたま視界に入る距離に小さいのも出たのだと思っていました。 また別の時に、普段ゴキブリが全く出ない部屋で1度、同じようなチャバネが出て、それを捕まえようとしたらその隣に寄り添うように、こどものゴキブリがいました。 たまたまそのゴキブリのすぐ脇にもう1匹が現れたとは考えにくい近さでした。 たまたま同じ場所に2匹が出たとしたら、もっとしょっちゅう出くわしているはずだと思いました。 ゴキブリって、自分のからだにくっつけて子育てしたりするのでしょうか…? 成虫にくっついていたとしか思えないシチュエーションで、こどものゴキブリを見かけます。でもその時見つけるこどもは必ず1匹です。複数いたりは見たことありません。 なるべく駆除したいので、生体についても知っておきたいです。
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- ShirokumaX
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「こどものゴキブリ」というのはどのくらいのもののことをおっしゃってるのかちょっとはかりかねますが。アリみたいな感じですか? ゴキブリは、卵鞘というカプセルの中に多数の卵がある状態で卵をある程度保持します。そしてそれごと切り離し、その中から多数のチビゴキが生まれます。 稀に、ゴキブリホイホイにかかったゴキブリがかかった状態で卵鞘を切り離し、その周りにチビゴキが多数くっついていることがあります。 子育てをするというのは聞いたことがありません。チャバネなら成虫でもせいぜい3~4センチかと思いますが、1.5センチくらいのもののことを「こども」とおっしゃってるんであれば認識が違います。それはもうある程度育った個体です。 考えたくないかも知れませんが「1匹見つけたら30匹はいると思え」状態に既になっている可能性が高いと思います。 昆虫を食べる爬虫類などを飼っている人は、多くの場合ゴキブリも飼っています。というのも、一番簡単に殖える昆虫がゴキブリだからです。 おせんべいなどが入っているようなふた付きの缶に、幅2センチくらいの紙を蛇腹に折って入れます。そこにとっ捕まえてきたゴキブリを何匹か入れ、野菜クズを放り込み、蓋をしておきます。蛇腹の紙に卵鞘が産み付けられるのはあっという間です。小豆粒ぐらいで、その中から何匹か生まれてくるわけですから、本当のこどもはごく小さいことが理解できると思います。 また、ゴキブリというのは光に対して負の走性を持つ数少ない生き物のひとつです。走性というのは刺激に対して向かっていこう(正)、あるいは遠ざかろう(負)とする性質のことで、光という刺激がゴキブリにあたったらそれから逃げようとするのです。 「となりのトトロ」に出てくる「まっくろくろすけ」のように、部屋の電気をつけたらゴキブリが一斉に家具の陰に逃げ込むというのは、光から逃げようとする走性のなせるわざです。 人間は普通明るいところを好みますから(GACKTさんみたいな例外もいますが)人間の周囲には暗がりというのはあまりないわけで、その少ない暗がりに数多くのゴキブリが逃げ込むわけですから複数の個体がいても不思議はないと思います。 というわけで、結論としてはまことに残念ながら、おそらく一番お考えになりたくない状態になっている可能性が高いと思います。
ゴキブリは「卵胎性動物」なのです・・ 夏の間は胎生で生まれるのです・・ そして寒くなると卵を生み 暖かい日に孵化するのです・・