まずキシラデコールはドイツで開発され、それを日本の企業が日本の
風土と気候に適応するように改良された防水塗料です。
防水塗料には膜を作るタイプと、浸透するタイプの2種類があります
が、膜を作るタイプだと年毎に劣化して剥がれやすくなります。
浸透するタイプだと材木の中に浸みこみますから、膜を作るタイプと
比べると耐用年数が長くなります。ただ永遠に防水が効くとは言えま
せんから、数年毎に塗り替えの作業は必要です。
キシラデコールは膜を作る防水塗料より耐久性が長いので、それで少
し値段が高くなってしまうと言う事です。
我家では壁板が杉板ですから、雨風にさらされるため数年に一回程度
だけ塗り直しをしています。キシラデコールだけで十分なのですが、
強く雨が当たる部分だけには撥水性ステインを重ね塗りしています。
ベランダの床板ですから、普通の膜を作るタイプの防水塗料を塗られ
て、その後で撥水性ステインを塗られるとキシラデコールを塗るより
も安く塗る事が出来るのではないかと思います。
板は液体を浸透しやすい特性があるので、まず板の表面を細かなサン
ドペーパーで擦り、その後で砥の粉を塗り、乾いたらタオル等で十分
に拭き取り、その後で防水塗料を塗り、十分に乾いたら撥水性ステイ
ンを塗られると良いでしょう。撥水性ステインを塗れば、3年程度は
塗り替えは不要かと思います。
撥水性ステインは塗料では無く着色料です。その着色料に防水成分が
含まれていると考えて下さい。また色んな色があるので、好みに応じ
て選んで下さい。
お礼
大変詳しく有難うございました! 防水塗料+撥水性ステインも検討してみます! 有難うございました。