辛いですね。病名として過敏腸症候群と思われます。この病気は約20年前までは病気と認知されず、困って病院にかかってもご両親の対応と同じで、気持ちが弱い、たるんでいると言われていました。この病気は検査しても異常が見つからないのですから無理もない話です。
おなかの動きは、自律神経という心の働きと密接な関係を持つ神経が作用し、思春期の子どもの10%程度が自律神経性の腹痛に困っているとの報告もあります。
原理的には腸は第2の脳とも言われるほどに脳と神経によって密接に関連しており、ストレス信号を受けると、まず胃からある物質が分泌され、腸内の受容体と結合し、腸の蠕動運動に異常をきたし、腹部の不快感、腹痛、下痢などを引き起こすと言われています。しかし、健康体なんです。
心因性ですから、そのストレスの原因を除去すれば良いと言われても・・・・テストがなくなるわけないですし。私の知っている青年は(今は中年)進学校にに進み自転車で通学していました。高2になって成績が一度下がってから、テストのある日は、学校への途中コンビニ4件でトイレに駆け込む様になりました。緊張すると、おえっとなるようになりました。修学旅行も大変でした。部活もやめて、ご両親もどうして良いか分からなくなり、自信を持たそうと塾を増やしました。もちろん症状は相変わらず。これから大学生、社会人でやっていけるのかと誰もが思いました。大学入試も大変だったそうです。結果二次志望の大学に入りました。嘘のように症状が消えたそうです。今では銀行員(しかも本店)で同期一番の出世だそうです。
おそらく自分に過度のプレッシャーを与えていたのが原因でしょうね。
この病気は病気ではあるが、どこも悪くありません。心因性といっても心の病気ではありません。例えば他の人のブツブツをみて何だか痒くなる気がするみたいな物です。
高校受験でしょうか?自分にもどうしょうもない腹痛は辛いと思います。
でもあれは何だったのかと言える様になります。今は進行しているのではなく、不安が強くなっているだけです。過敏腸症候群は進行も、後遺症も決して起こしません。
お礼
ありがとうございます。とても詳しく分かりやすかったです。僕ももっとはきはきと前向きに生きていこうと思います。