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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:楽器練習の際のマナーについて)

楽器練習のマナーについて

このQ&Aのポイント
  • 楽器練習の際のマナーをまとめました。
  • 朝は10時から、夜は19時まで、12時から16時までは控えましょう。
  • 練習する際は部屋のドアや窓を閉め、消音器や弱音器を使用しましょう。隣人への配慮も大切です。

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回答No.4

補足コメント拝見しました。苦笑しています。 回答No.1に、「たまにこういう頭のわるい人がいるのですが、防音をしたのだから、たとえ窓を開けていても普通よりは聞こえないはずだ、とあり得ない勘違いをしているケースも考えられないわけではありません」と書きましたが、音楽を専門としている人にこのようなケースはあまり想定できないため、私のかつての隣人同様、人間としての常識にかけているだけなのではないかと考え、思いつく対処法を書きました。しかし、補足コメントではっきりしたのは、必ずしも人としての常識がないということではなく、また、見栄でやっているわけでもない、ということです。要するにfransis様の隣人は、この「あり得ない勘違いをしている無知の人」に当たります。つまり原因は、音の性質についての無知、防音とは何かということへの無理解です。ほかの回答者の方も、私の前回の回答と似たような助言を書きになっているようですが、本当の原因がわかった今、このままの状態で本人と話し合ったり、自治会に相談したり、ほかの隣人達と協力をしたりすることは解決にはつながりません。別の方法が必要です。隣人の方が、なぜ苦情を言われているのか、その原因を理解していないからです。なお、こういう知識を持っているかどうかを音楽家の常識に含められるかどうかは微妙です。これは音楽の問題ではなく、音響現象、いわば物理の知識です。音楽家でも、作曲家や指揮者ならある程度音響に関する知識は持っていますが、楽器奏者には必ずしも徹底していないでしょう。 「某音楽メーカーの最も良いもの」というのは、ヤマハの「アビテックス」か何かでしょうか。ほかのメーカーでもやっていますが、ドアを閉めるだけで全然違う、冬場は聞こえない、ということなら、ちゃんとした防音室であるはずです。「こちらからの苦情に大変驚いたとのことで、わざわざ本社からメーカー職員さんを呼び寄せて再度点検をしていただき・・・」とあるので、これで、防音室の効果を信じていることがはっきりしましたし、話し合いのできない人でもなさそうです。しかし、メーカーの人に、窓を開けて弾いています、とは絶対言わなかったはずです。もし言っていれば、「それではダメです」とメーカーの人に言われたはずです。 音というのは空気伝導なのです。建築技術的にも、「遮音」というのは難しいのです。ちゃんとした防音室の場合、壁は二重にします。10センチの厚い壁を1枚立てるより、数センチの壁を2枚立てて間に空気層を取った方が遮音効果は上がります。空気の代わりに遮音材を入れればさらに効果が上がります。ヤマハの場合は、床も二重にします。床の振動が床下の空気に伝わり、換気口などから外へ洩れるので、それを防ぐため、既存の床の上に小さなゴムの半球をたくさん貼りつけたシートを敷き、その上に新たに床を組みます。ピアノの足が接触している床と、家の床の共振をできるだけ防ぐのです。問題は窓などの開口部です。防音室では二重窓が常識です。壁と同様、2枚のガラスの間隔を開け、空気層を挟むことで遮音効果が高まります。とはいっても、ガラスと壁では効果が違いますし、窓は可動のものなので、レールの部分など、完全な密閉性を求めるのは不可能です。部屋の中で楽器を演奏し、家の周りで音の抜けを確認すると、壁だけの部分はほとんど聞こえませんが、窓の前はある程度音が抜けています。私のところは、既存の窓を残してその内部に防音室を入れたので、ガラスは三重ですが、それでも窓のそばでは聞こえます。防音室というのは、「密室」でなければ意味がないのです。ですから、窓もドアも全部締め切ることが大前提であり、そのため、換気扇が必ず付けられています。密閉性が高いので、換気扇を稼働させずに閉じこもれば窒息します。メーカーの担当者からは、防音室の中にいるときは、必ず換気扇を回すようにと注意されます。少しでも空いているところがあれば、室内と屋外の空気が直接つながっているのですから、空気の振動を介して音が外に出ます。2~3センチの小さな穴ならそれほどではないでしょうが、窓の大きさの開口部があったら、全く防音していないのとほとんど同じことです。メーカーの人の点検は、音漏れする箇所がないかどうかを見たはずですから、窓ガラスやドアの密閉性を確認したはずです。メーカー側も、まさか、窓を開けても防音効果があると思っている人がいるなどということは最初から想定していないでしょうから、「音を出すときに窓やドアを全部閉めていますか」とは尋ねていないでしょう。 問題は以上です。隣人の方が、音の性質、伝わり方、防音システムの遮音原理などの音響物理を正しく理解すれば納得し、解決につながる可能性があります。それを、どういう形でやるかです。もし私の回答が役にたつのであれば、プリントアウトできるように内容を編集し直して再度投稿してもよいですが、今、仕事の関係で少々厳しいです。それよりも、fransis様自身がその防音室のメーカーに直接連絡を取って事情を説明し、相談する方がよいかもしれません。たとえばこのような内容で相談されてはいかがでしょう。 「私の隣人が、貴社の防音室を設置したのですが、窓やドアを全部開けっ放しにしたまま、早朝5時から深夜24時まで音を出しており、生活に支障をきたしています。隣人は、防音のしくみを全く理解していないようで、防音室ならば窓やドアを開けたままにしても音は外に出ないと思い込んでいます。苦情を言ったところ、貴社から技術者を呼んで点検をし、欠陥はないので苦情を言う方がおかしいといわれたからと言って、聞き入れてもらえません。しかし、窓やドアを開放したままの利用は貴社も全く想定していないはずです。今のままだと、貴社の防音室には全く効果がないという誤解が広まり、製品のイメージダウンにもつながります。一企業として、そのような誤解を避けるために、自社の製品の正しい使用法について顧客を啓蒙する義務があると思います。貴社にとっても重大な問題です。御協力をお願いします。」 住所がわかれば顧客データはあるでしょう。うまくいくかどうかわかりませんが、良心的な企業ならあるいは動いてくれるかもしれません。

fransis
質問者

お礼

重ね重ねご回答ありがとうございました。 メーカーさんへの問い合わせ結果のご報告もできればと思っておりましたが、その結果お礼を述べるのが遅くなり大変心苦しく思います。 さて、メーカーさんにご協力を依頼してみたのですが、残念ながらわたしが顧客本人ではないということで個別対応は致しかねるとのことでした。 都度都度「窓・ドアを閉めてください」とお願いしに行く迷惑な隣人にならなければならないのかと思うと気が重いのですが、防音のしくみをご理解いただけるように努め、所持している同メーカーさんのピアノとバイクは早々に処分しようと思います・・・。 ともあれ、謎すぎる隣人の思考回路の一端が解明でき、大変助かりました。ほんとうにありがとうございます!!

その他の回答 (3)

  • Sakura2568
  • ベストアンサー率42% (2137/5054)
回答No.3

それは音楽家かどうかの問題じゃなくて常識の問題。 一般人と生活する地域で音楽を響かせていい権利はどこにもありません。 たとえどんなに人気のある音楽家であろうと隣人を不快にさせる権利などないのです。 さて、お住まいの家屋がどのような状態なのかはわかりませんが 集合住宅なら管理者へ。戸建てなら本人宅、解決しないなら自治会かな。 先生をしているなら立派な大人でしょう? 話をするしかありませんね。 窓を開けているのは空調が効かないんじゃないかしら? 私の友人で窓開け放しとか防音しないとかはいません。 私は持ち運べない楽器ではないので必ずカラオケへ行って練習しています。 防音がされていて近隣にご迷惑をかけずに済むのと お金を払っているので集中して出来るからです。 みなさん防音には気をつけていますよ。 その先生は音楽家だからじゃありません。 常識がないからそういうことをするのです。 音楽家が他人の迷惑を考えないわけじゃないです。 まずは文書で。できればご近所さんと協力して。 改善されないときは根気よく騒音と近隣への迷惑を訴えるとか ご近所と一緒にお願いに上がるのがいいと思います。 その方の恩師とか先輩の音楽講師に指導してもらうと効き目があると思いますが そこまでするのは大変かな。 音楽系は運動部に近い世界なので恩師の言う事は比較的素直に従うと思います。 別の音楽家を連れていって苦言してもらうのもいいかもしれませんね。

fransis
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 体質の問題なのかご家庭の方針なのかは定かではありませんが、お隣さんはエアコンよりも自然風を好むようで、夏場は常に網戸で対応しています。玄関も網戸という徹底ぶりなのでわりとこちらに全てが筒抜けになっていますが、気にしたことがないのか思い至らないのかは不明です。 結構有名な方なのかはよく知りませんが、ブログも頻繁に更新されておりますし、そこでは恩師だという方も紹介されておりますので、そちらは最終手段として検討しようかと思います。ありがとうございました。

回答No.2

(続きです) 音大にお問い合わせになったのは、残念ながら見当違いです。音楽を教える場合、練習をたくさんしなさいとは言っても、人の迷惑を考えて練習時間を控えなさいとは指導しません。それに、音大で教えている立場の人自身が、自分の練習音で近隣との問題を抱えているケースもあります。音を出すなと言われても、それではどうやって生活していくのだ、と言う先生も少なからずいると思います。 それと、ピアノ学習者の多くには、練習時間が長いほど上達するという思い込みがあります。これは実は誤りで、正しい奏法と練習方法を守っていれば、3時間ぐらいで技術は維持できます。もし一日に8時間も練習しているようなら、それは下手な証拠であり、意味のない練習をしていることになります。ただしプロの場合は、コンサートなどの仕事でたくさんのレパートリーをこなさなければならなくなるため、3時間では無理だと思います。 さて、fransis様以外の御近所の方は迷惑されていないのでしょうか。まず考えられる措置の一つは、町内会に頼んで、楽器を弾く人は近隣への迷惑を考えて、窓は閉めて、時間はこれぐらいで、というような回覧板を回してもらうことです。これだと、特定の人への批判にはなりません。ただ、効果は期待しない方がよいと思います。私のかつての隣人達もにも全く効果はありませんでした。 弾いている本人が、苦情に対して一応謝って、その時は窓を閉めるということであれば、少なくとも直接の話し合いはできる状況だと考えられます。であれば、まずは根気よく直接対話することです。その時、時間(何時から何時までとか、休日は平日より短めになど)や窓閉めなど、希望することを紙に書いていき、このようにしてほしいといって渡したらよいでしょう。相手が無理だといった場合は、細かな点について詰めていけばよいと思いますが、これ以上は困るという限界は主張されればよいと思います。文書のみでの要求は一方的になり、かえって反発を招くこともありますので、話し合いの余地が残っている間は、そちらを優先した方が良いとは思います。ほかの隣人の方も迷惑しているようなら、数人で行かれるのもよいかもしれません。それでもどうしても駄目な場合は、内容証明郵便などの利用を考えてください。これは証拠として残るので、自分で隣家のポストに投函するよりも無視されにくくなります。もちろん、こういうことをきっかけに隣人関係が壊れる危険はありますが、双方がこれから先何十年もそこに住み続ける予定であれば、何らかの形で解決しなければならない問題です。 もし、隣家の音のせいで不眠症やノイローゼになり、通院が必要になった場合は、傷害という可能性も出てきますが、こうなった場合も立証は簡単ではないと思います。医師の診断書だけでなく、毎日どのぐらい音を出していたか、時間や音量(窓の開閉の状況やデシベル値)の記録を一定期間とり続けなければなりません。裁判は、経済的にも精神的にも消耗します。できる限り、そうなる以前に解決の道を見つけることが必要でしょう。 音に対して寛大にしていただくことは、音楽家としてはありがたいことですが、「音楽の世界の方の常識」をあまり斟酌し過ぎるのもどうかと思います。

fransis
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。なおかつ、前回の質問もご覧いただいていたということで、重ねて御礼申し上げます。 隣家の方ですが、お母様とその娘家族という構成で、娘さんが教室を開いておりなおかつ教職にある方だと伺っておりました。教室を継続しているので、非常勤講師かなにかなのかと思っております。教員であることを吹聴していらっしゃったので、失礼ながら「こんなに常識のない人を雇用する学校ではどういった指導を是としているのだろうか」と思い、問い合わせをしてみたという次第です。 また、楽器ですが、専門は打楽器のようです。打楽器には詳しくないので、もしかしたら消音器や弱音器はないのかもしれないとは思ってはいました。ピアノは防音室のサイズからして、アップライトだと思います。防音室に関しましては、「某音楽メーカーの最も良いものを使って作った」と伺っています。なので、一応きちんとした防音室なのだろうとは思います。実際、都度お願いしてきちんとドアを締めていただいた時と、寒い時期は音に悩まされることがありません。こちらからの苦情に大変驚いたとのことで、わざわざ本社からメーカー職員さんを呼び寄せて再度点検をしていただき、メーカーさんから「これで騒音が来るのであればそちらがおかしい」というようなお話があったそうです。しかし網戸にしていたら全部アウトなのではないかと思うのですが、そこんところはなんでだか保護者さんからはご理解いただけずに「メーカーさんは…」の一点張りでこちらがおかしいと言いたげな様子でした・・・。 詳しい回答ありがとうございます。ありがたく、思わず「疑問点だけでも…」と取り急ぎ記入いたしました。中途半端ですみません。お礼、また後ほど記載させてください。

回答No.1

こんにちは。職業音楽家です。 fransis様の置かれた状況をお気の毒に思うと同時に、音楽でこういう問題が起こることを残念に思います。 ただ、これは非常に難しい問題です。解決につながるような助言ができるとも思えないのですが、こういうことを知っておいたらよいのでは、ということを書きます。ちょっと長くなるので、回答を分割します。 御質問の文から状況が把握しにくいところがあるのですが、「保護者」「学校」とお書きになっているところを見ると、音大の学生なのでしょうか。4月にお出しになった別の御質問も拝見しているのですが、ピアノだけでなくマリンバなどの打楽器も含めて「音楽教室」をやっているとのこと、そのような本格的な音楽教室と音大生であるということが結びつきません。 音楽学習者、および音楽家にとって、練習の音が近隣に迷惑をかけることは悩みの種です。練習はどうしても必要ですし、職業にした場合は、音が出せなければ仕事ができないので、生活が成り立ちません。これは、「音楽家は繊細」というようなこととは関係のない現実的な問題です。fransis様は、御自身に楽器経験がおありということで、音楽家に対する気遣いをなさっている様子がうかがわれ、音楽家にとってこういう方がいらっしゃることはありがたいことだと思います。しかし、隣人の方のやっていることは、音楽家の常識などというレベルの話ではなく、一般市民としての良識を著しく欠いています。 冒頭にお書きになっていることですが、「朝は10時から、夜は19時まで、12時から16時までは控えるとなお良い」、これは非常に良心的ですが、単に時間の面だけからいうと、こういう要求は難しいと思います。騒音の問題というのは、楽器の音に限らず、取り締まりは非常に難しいものです。各自治体で騒音に対する規制はあると思うのですが、現実にはなかなかうまく機能しないようです。具体的には、繁華街や閑静な住宅地など、地域によって時間帯、および許容される音量(デシベル値)が規定されている場合があります。しかし、隣家への嫌がらせで一日中凄まじい音で布団を叩き続けたりした「騒音オバサン」という事件がありましたが、警察はなかなか動かず、最後は裁判になりましたが、最高裁までもつれこみました。 断言はできませんが、音楽を専門にしている人は、おそらく、朝8時から夜10時ぐらいの間は音を出してもよいと考える人が多いでしょう。ただし、楽器の練習があまりに長時間に及ぶのでしたら、たとえこの時間帯の中であっても、窓を全部閉めるなど、可能な対策をした場合にのみ許されると考えるのが良識でしょう。もちろん「良識」であって「法律」ではないので、この良識を欠いている人への対策は難しいです。しかし、いずれにしても、窓を開放したまま夜23時、24時まで、または早朝5時からというのは許されることではありません。 もう一つわからないのは、「消音器」「弱音器」「防音室」の関係です。もし隣人の方がグランド・ピアノを弾いているのなら、基本的に「弱音器」「消音器」はありません。これがあるのはアップライト・ピアノだけです。グランド・ピアノの左側の「ソフト・ペダル」は、音量を大きく抑えられるものではありませんし、そういう目的でつけられているものではありません。グランドでもあとから消音器をつけることは技術的には可能ですが、これはピアノの改造になるので、あまり一般的とは言えません。また、たとえアップライトで消音器があるとしても、普段コンサートで演奏するような人でしたら、通常の音で練習する必要があります。消音器を使うと、音の強弱や表現のための力の加減がわかりません。これは、たまに確認できればよいというものではないので、ほとんど常に消音器を使えというのは、音楽を専門にやっている人にとってはかなり厳しい要求です。消音器が使えるとしたら、純粋にメカニックな指の訓練のための練習の時ぐらいです。また、教室を開いて教えているのであれば、生徒に消音器付きで弾かせるわけにはいきません。 わからないのは「防音室」の件です。隣家では、本当に「防音」をしているのでしょうか。普通防音をするのは、近隣とのトラブルを避け、好きなだけ練習したいからです。せっかく防音をしているのに窓を開けっ放しというのは理解不能です。しかも、個人の練習だけではなく音楽教室までやっているのならば、防音はなるべくした方がよい措置であり、それをしているにもかかわらず利用しないというのは考えられません。私の仕事部屋は本格的な防音をしてあるので、外にはほとんど音が漏れません。もちろん、窓を開けて弾いたことは、防音工事をする前から一度もありませんでした。また、窓を閉めるだけではなく、ピアノのふたは締め切ったままで弾いています。グランドの場合、譜面台の部分だけは開けなければいけないのですが、私は譜面台を外に出してしまい、ふたを完全に閉めたままその上に譜面台を載せて弾いています。ピアノの下にもいろいろ物が置いてあるので、さらに音量は小さくなります。ヨーロッパでアパート住まいをしていたときは、現地の友人などから話を聞いて、ピアノの裏側に発泡スチロールの塊をはめ込んだり、ピアノの上に毛布を一枚掛けたり、ピアノの下に物を置いたりなどして、階下へ直に響く音を軽減するようにしました。 >レッスン室という防音室を建てられるほどに裕福であるという見栄なのではないかと穿った見方をしてしまう始末です。 これは私には想像がつきません。もし防音室を建てられることで見栄を張りたいのなら、その防音室の効果がいかほどのものであるかを見せなければ自慢にならないのではありませんか。そう考えると、ひょっとして、本当は防音などしておらず、見栄で「防音」したと言っているだけなのかもしれませんし、あるいは、たまにこういう頭のわるい人がいるのですが、防音をしたのだから、たとえ窓を開けていても普通よりは聞こえないはずだ、とあり得ない勘違いをしているケースも考えられないわけではありません。もしそうであった場合は、fransis様の苦情をあまり真に受けていないでしょう。あるいは極端なケチで、エアコンの電気代がもったいないので使わない主義、という人もいるかもしれません。いずれにしても、防音をしているのであれば、そのことと、窓を常に開けたままにしているという状況が、私にはどうしても結びつきません。一体どうなっているのでしょうか。 実は、私自身被害者になった経験の方が多いのです。もう昔の話ではあるのですが、隣家の娘が二流音大のピアノ科を目指すことになりました。始めたのが遅かったので、ものすごく下手だったのはもちろんですが、それをきっかけに母親もピアノを始めたのです。fransis様の隣人同様、常識のかけらもない家族で、それ以前もそれ以後もいろいろな問題を起こされたのですが、早朝から夜遅くまで窓を開放したまま、ほぼ、のべつ幕なしに、母娘が交代で弾きまくりました。もちろん防音はしていませんでしたので、最低限窓は閉めるべきなのですが、一切お構いなしで、当時は私の家も防音はしていませんでしたし、自分がある程度音を出すので、苦情も言いにくいという困った状況でした。私の場合、ピアノも本格的にやってはいましたが、専門は作曲だったため、隣家で窓を開放したままピアノを弾く季節は全く仕事になりませんでした。また私の両親は、隣家がそれだけ近所に迷惑をかけてしまっているので、そこへさらに私が弾くと、近所から苦情が出る可能性があり、そうなってしまうとうちも弾けなくなるので、あまり長い時間弾くなと禁止されるなど、理不尽な状況になりました。コンサートへの出演でいつもより多くの練習が必要になった時は、仕方なく、片道1時間40分ほどかかる音大の練習室へ通って、アップライトで練習せざるを得なくなりました。 こういう問題を起こす家では、家族全員が非常識であるケースが結構あります。私の隣家の場合もそうで、DVなどもあったため、のちに家族全員が旦那ひとり残して家を出て行きました。ピアノの音からは解放されましたが、残った旦那が最もくせ者で、これは音楽とは関係ない話になるので省略しますが、警察沙汰、裁判沙汰になりました。fransis様の隣家の保護者も、普通なら「うちの子が御迷惑を掛けます」ぐらいのことを言うのが当たり前だと思います。「音楽のそういった常識はわからない」と言われたそうですが、fransis様の方から「音楽の常識はどうなのですか」とお尋ねになったのではありませんか。しかしこういう場合は、音楽の常識ではなく、一般常識から入った方がよいでしょう。もちろん、相手が音楽で生計を立てる場合は、ある程度大目に見ていただけるのはありがたいことですが、相手が良識を欠く場合、逆にこちらの気遣いを利用してやりたい放題をやります。 (続きます)

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