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女子美の学費が高いのはなぜ?
女子美の学費が他の美大芸大に比べて高いのはなぜですか?
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- moritaroh
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女子美「だけ」ではないですよ。 国公立の芸術系・美術系大学をのぞけば、特に関東の美大では学費は大差ありません。 どこも、初年度の学費全体は200万円弱、以降は160~170万円弱といった感じです。 関東と関東以外で比較すると違いはあると思いますが。 具体的に主要な私立美大を比較すると、以下。 <関東> 女子美:授業料 126万円、施設費 32万円、実習費 4~7万円、入学金 30万円 多摩美:授業料 118万円、施設費 33万円、維持費 5万円、実習費 3~6万円、入学金 30万円 武蔵美:授業料 119万円、施設費 30万円、維持費 3万円、実習費 3~6万円、入学金 36万円 <関東以外> 大阪芸大:授業料 83~110万円、施設費 27~65万円、入学金 28~33万円 名古屋造形:授業料 85万円、施設費 57万円、実習費 4万円、その他 2万円、入学金 20万円 東北芸工大:授業料 113~122万円、その他 2万円、入学金 27万円 京都造形:授業料 105~132万円、施設費 10~33万円、入学金 20万円 たとえば女子美なら、授業料は他より高いけれど維持費の徴収がなかったり…と、内訳が微妙に異なるものの、学費の合計では関東の私立美大ではそれほど差がありません。関東以外の美大を含めると差は広がりますが。 ですので、ご質問の趣旨とは異なりますが、美大の学費はなぜ高いのか…ということとなるでしょう。 これは、多くの一般的な大学と異なり、学生個人が自主制作などでも使用できるアトリエや実習室などの制作スペースが存在することではないでしょうか。 たとえば、文系の大学生であれば、講義や授業のたびに教室を移動しますが、講義や授業時間外に時間をつぶしたり自主的に勉強をするスペースは、学食や図書館といった共有スペースとなるでしょう。理系の大学生でも、最初のうちは文系と同じような感じで、専門分野ごとに研究室に振り分けられてはじめて、研究室に自分のスペースが多少ある、という感じではないでしょうか。 この点では、美大の場合(特に関東の美大の場合)、入学当初から、学生個人が制作できる固定のスペースが確保されています。 自分の制作スペースがあれば、たとえば課題などで制作中の作品を、途中の状態でそのまま置いておけますし、画材や造形素材などを置いておくこともできます。また授業のない空き時間に制作を行うこともできますし、制作スペースで本を読んだり、物思いに耽ってたり、居眠りをしていようとも、誰にも迷惑をかけません。もちろんそれぞれの美大や専攻により、確保されるスペースの広さには違いがあるでしょうけれど、それらが「ある」と「ない」とでは、一般的な他の大学との大きな違いとなります。 ちなみにですが、よく「美大は教材が高い」と言われていますが、たとえば彫刻などの石や木や金属、工芸などの材料は市販品ではなく大学が独自に仕入れていると思うので、授業料によりまかなわれることと思います。ですが、たとえば絵の具や鉛筆などといった画材は、一部は大学から支給される場合もあるでしょうけれど、多くは学生が自分で購入しているような状況です。ですので教材が高価であることが美大の学費に反映されているか…と言えば、そうではないように思います。 研修旅行で海外に行ったりする場合もあったり、学費の高さに応じるだけのカリキュラムも存在することと思いますが、「なぜ美大の学費が高いのか」という点で、不透明なところは多いように思います。
- Heavypunch
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美大なら教材にお金がかかるからでしょう。
- IDii24
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大学の学費が高いと言うのはあまり質問になっていないと思います。大学と言うのは国立大以外はその学費を払える人が入学する資格があるのです。内容についていい講師を招いているとか設備が良いとかですが、それは学費を高くすればどの大学でも出来ること。詰まり学校の方針としか言えないです。単に校舎がキレイとか学食ガイイとか運営費だけの学費だったり。 女子美は後者だと思いますよ。