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質問者が選んだベストアンサー
なかなか面白いですね(笑 WACOMのペンタブが、電磁誘導方式であるため、多少のプラスチック板やガラスが挟まっていても、位置・筆圧検知できる、ということなんでしょう。 もし、他の位置検出方式だった場合、 ・抵抗膜方式→直接圧力をかけなきゃいけないから、ダメ。 ・静電容量方式→ある程度の面積で直接触れなければいけないから、ダメ。 ・赤外線方式→障害物があったら、ダメ。 ということで、とても実現できません。 あ、あと、動画にあるMacBookの天板が、金属ではない、というのも重要ですね。 アルミやチタン合金の天板のノート機では、無理だと思います。 液晶の裏側が非金属部品のみで、それなりに薄ければ、タブレット面から1cmぐらい浮いていても位置検出はできてカーソルは動きます。 位置検出できれば、ペンとの通信で筆圧検出もできるので、手前のガラス面に押し付けた圧力を、タブレットが検知できます。 -- まあ無茶なことをやっているので、厳しい点も見受けられます。 0:55あたりに映っている、ペン検知の赤/青LEDが、少しでも画面から離れたら、赤になっています。 赤になっている間はカーソルが動かず、次にタッチした場所に飛んでいます。 ペンを浮かせつつカーソルを動かせるという余裕はほとんどなさそうです。(まあ絶対座標モードならそれほど不便ではありません) またタブレットと液晶の位置合わせ、これはおそらくスタンドを用いていつも調整済みの位置に当たるようにしているんでしょう。 適当に重ねたのでは、そのたびにタブレットの絶対座標調整をしなければいけないと思われます。 そして動画には映っていませんが、「カーソルが動かせる範囲は、ペンタブの検知範囲に限られる」はずです。 最初に液晶画面を開けるところと、閉じるところでペンタブの有効操作面がわかりますが。 タブレットの上下各3cm、および左右各6cmほどは、ペンタブの検知範囲外です。 すなわち、動画にあるタブレットとMacBookの組み合わせでは、液晶面すべてをタブレットペンで操作することはできません。 (もっと大きいタブレットを使えば可能かとは思いますが) まあペンタブの使える範囲に、描画ウインドウやツールパレットを置けば、確かに液晶タブレットとして使えなくもなさそうです。
お礼
なるほど、大変興味深い回答をありがとうございます。