心を整理したいなら、
ショックを受けた理由を考えてみれば良い。
何故ショックを受けたか?
それは、
今絶賛片思いしている時点で、
相手に私以外の好きな人がいる(もしくは交際している)、
その世界を「始めから」外していたから。
片思いの貴方は、
心の内側では好きな人と自分との間に、
一本の好意のレールを敷いて久しい。
そのレールを、
いかに相手の方に近づけて(進んで)いけるか?
貴方はそれを考えていた。
そして、
その目線で大事なのは、
そのレールの先に好きな人という終着駅(ゴール)がある事。
今の、
相手に別の好きな人あり(もしくは交際相手あり)という情報。
それって、
貴方のレール感覚で言えば、
どれだけ進んだって、実は好きな人という駅には辿り着かない。
そういう情報なんだよ。
レール自体が繋がっていなかった。
走り続ければ、
いつかたどり着けると思っていたら・・・
実は路線が違った。そもそも連結していなかった。
相手は既に、
好きな人(もしくは交際相手)とのレールを行き来してる。
そういう事になるから。
貴方の心は、
今一時的に好意の「脱線」しちゃったんだよ。
それがショックの中身。
中身を知る事も、
ショックの理由を自分なりに理解する事も一つの整理。
それでも、
貴方は勝手に片思いさせて貰っていた。
勝手だからこそ、
勝手に心の中では個人的レールさえ敷いていた。
レール上を一緒に走っていると思っていたら・・・
私の線路上には相手はいなかった。
好きな人の心の線路には、
既に私以外の好きな人(もしくは既に付き合っている人)がいた。
最初から、
そういう可能性だってあるんだ。
そう考えてから片思いすると、窮屈になるんだよ。
だからこそ、
貴方は見たい世界を中心に見て、
見たくない(考えたくない)世界は考えないようにしていた。
好きな人の付き合っている情報は、
知りたくない情報であり、考えたくない情報。
それらを背中側に廻して、
貴方は見たい相手を中心に、
マイペースに片思いをしていたんだ、という事。
おそらく貴方は、
その情報の真偽を確かめていくんだと思う。
いつどのタイミングでそうするかは分からないけれど。
火の無い所に煙は起たない。
そんな情報がある時点で、
まだ貴方と相手との関係は始まって「いない」事になる。
それを踏まえて、
貴方なりにショックとも丁寧に向き合ってみる。
ゆっくりと深呼吸を。
片思いさせて貰っている時点で、
貴方は何も失っていないんだからね☆