いま現在のあなたの中で優先順位をつけると、
(1) 部活
(2) ピアノ
(3) 習字
(4) 家庭教師
(5) 受験
ということになっていませんか?
まず物事の考え方から優先順位のつけかたから身につけていくこと。
人がすること、しなければいけないことは時間と重要度で分けられます。
「急ぐ」ことか、「急がない」ことか。
「大切」なことか、さほど「大切ではない」ことか。
この組み合わせです。
「急ぐ」&「大切」
「急ぐ」&「大切ではない」
「急がない」&「大切」
「急がない」&「大切ではない」
これを順位付けるとどうなると思いますか。
「急ぐ」&「大切」が一番でしょうか?
この四つを重要度順に並べるとこうなります。
I 「急がない」&「大切」
II 「急ぐ」&「大切」
III 「急ぐ」&「大切ではない」
IV 「急がない」&「大切ではない」
「急がない」&「大切」が一番なのは以外かもしれませんが、実のところ人生全般という長期スパンで眺めればコレが一番大切なことなのです。
時間というのは誰でも等しく持っている資源です。
この資源をどのように使うかがその後の人生を動かしていくのです。
重要度の高いものにより多くの資源(時間)を振り向けるのは当然のことです。
もちろん時間の割り振り方は色々です。
たとえば、
毎日20分
1時間を週2日
週1で90分
変な言い方ですが、継続することが簡単であり大変なのです。
短時間なら時間を作るのは簡単だけれど、毎日やり続けるのは大変ということです。
あなたはまず自分がすることの重要度を考えなければいけない。
あなたにとっての重要度は人にはわかりません。
別に勉強じゃなくたっていいんですよ。ピアノのほうが重要なのだというならピアノを優先すればいいし、部活が重要なら部活を優先させればいい。
問題なのは、重要度を特に決めずにその場の流れで適当に時間(資源)配分することです。
適当にやってきた結果が今のその「200点しか取れない」という悲惨な状況なのです。
人生始まってたったの15年でここまで落ち込んだのです。
この先30年、40年と積み重ねていったらどこまで落ちていくか、考えただけで寒気がするはずです。普通の人ならね。
決めるのはあなたです。
それを決めずに方法論だけ探っても決して学力は向上しません。
適当に面白おかしくクソみたいな人生を送るのか、正しい努力を行ってより良い人生を送るか。
中学生というのはそういう生き方の基本部分を身につける時期です。
後から修正しようと思っても一度身につけたものはなかなか修正できませんよ。