- 締切済み
非小細胞肺癌が誤診だったかどうか
父68歳。 病院への不信感を解消してやりたいです。 昨年11月、咳が止まらないのでかかりつけ医へ→地域病院で詳しく調べるようにと紹介してもらう→地域病院で非小細胞肺腺癌ステージIV、遺伝子変異なしと診断→国立がんセンターでセカンドオピニオン→小細胞癌と診断。昨日入院し、抗がん剤をすることになりました。 この間は無治療のまま、五ヶ月も経ってしまっています。 本人が治療法について調べた結果で、肺腺癌で遺伝子変異がないから、抗がん剤の効果が期待できないからと治療を拒否してたのですが、地域病院で小細胞がんと分かっていたならすぐ抗がん剤をやっていたのにと、悔やんでいます。 今回はとりあえず、がんセンターで抗がん剤を受けることになりましたが、今後は地域病院でお世話になるかもしれません。 小細胞がんと非小細胞がんの判別は難しいものですか? この診断の間違いをどう受け止めたらいいのか分かりません。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- kia1and2
- ベストアンサー率20% (482/2321)
現在70歳の肺ガン末期患者ですが、68歳の時に最初に肺に3センチ大の潰瘍が定期検査のレントゲンで発見、半年後より外科癌科専門医です。ただちに肺摘出の手術をしないと余命は4ヶ月、長くとも8ヶ月と。その後、内科のガン専門医にセコンド・オピニオン。悪性腫瘍のガンであるか、良性の潰瘍であるかは、生体培養をしなければ分からない。生体培養の採集には、病院の手術室で行い、結果は早くとも5日後。費用は、かなりの出費でした。 結果は、悪性ガン性腫瘍。そこで、内科ガン専門医に3つの方針をゆっくりと家族と考えなさいと。 1)治したい。荒治療 2)現状維持期間の長期化 3)天にすべてをまかせ、何も治療せず、痛みからの苦痛の取り除くだけ そこで、決めたのが(2)で、まずは、ガンマー線照射20回治療。その後、抗がん治療。検査に検査も含めて、家一軒分の預金も使い果たした時点で、(3)に変更。 ガンマー線治療(放射線治療)で骨が弱ってしまい、背骨にひび割れが数ヵ所。骨を補強する点滴を28日毎に。そのために歩けなくなりました。 4ヶ月ほど休憩で今度は、抗ガン治療。治療中は、髪の毛が抜け落ちるだけでなく、それこそ地獄にいくような嘔吐・下痢・高熱・激痛の副作用。21日毎の抗がん治療ですが、1週間は、苦しみまくり、2週間目で少し楽になり、3週間め落ち着いたところでまた抗がん治療。これが1年近く。家族の介護も限界に近づいていました。 検査はPET検査が一度、CTスキャンは毎月。生体培養検査とで、高級車一台分の出費。 今してる治療は、骨の強化の点滴だけです。(2)の時は、激痛で麻薬製の鎮痛剤使用でしたが、いまは、痛みはほとんどなし、痛みといっても1年以上の病床で歩いておらず、筋肉がなくなってしまい、今は、歩行ができるようになり、階段の昇り降りも一人できるようになり、筋肉がついてきたための痛みです。 抗ガン治療など、子供がまだ小さい、まだ生きていく必要ありの人ようです。子供も立派に育ち、親離れもし、一人前に独立した年齢になれば、何もしない治療が一番です。 もう、潰瘍発見から25ヶ月たっていますが、今は、顔色もよく、食欲もあり、話す声にも力ありです。歩行は歩行器で十分ですが、人出のすくない時間を選んでのショッピング・センター散策には長時間になるので車椅子 使用で週3回のわりで外食もしています。治療やめてからは、貯金はなくなりましたが、年金で生活でき、同じホテルで孫たちと連泊の旅行もしています。 苦しむだけの、無駄なお金を使いすぎました。抗ガン治療、85%は効き目なし、10%は効果不明、5%効果ありが統計です。この2年間ちょっとで、(1)の治したい希望で手術した友人・親戚は、すべて亡くなられました。
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
(Q)地域病院のデータを渡して、確かに治験の対象である。となってから、実際に治験を受けるための検査をしたところ、治験の対象でない=がんの種類が違うと判明。 (A)「確かに治験の対象である」 ということは、その時点においては、地域病院の「肺腺癌」という 診断が、データ上は、正しかったということになります。 だから、がんセンターは、治験の対象であると認めたのです。 前回、専門医ならば、間違うことはないと申し上げましたが、 実際、地域病院、がんセンター共に、同じ標本を見て、 「肺腺癌」と診断したのですから、標本の見方に間違いは なかったと言うことになります。 しかし、その後、がんセンターで再検査をしたら、 違う結果が出てきた、という経緯だと思います。 それをどのように解釈するか、という問題だと思います。 しかも、がんセンターは、 「がんセンターからは、よくある事と言われました」 とのことですが、「よくある」かどうかは、主観的な言葉なので、 コメントを控えるとして、このようなことは、現実に起きてしまいます。 どうして、こんなことが起きてしまうのかというと、 診断に用いる細胞は、生検によって、腫瘍のごく一部を取ってきて いるだけだからです。 これが、手術をして、腫瘍全体を切除して、その標本を調べる ということになると、違った結果が出ることは、まず、ない。 しかし、手探り状態で、細胞を切り取って、その標本を調べる のですから、そもそも、標本が正しい位置で取れたのかどうか、 という根本的な問題ですら、確実とは言えません。 だから、数ヵ所から標本を取るのですが、それにも限界があります。 手術で全体を切除して、それを見るのとでは、大違いです。 なので、手術をする前の診断と、 実際に切除した標本を検査しての診断とでは、 見立てと違うということが起きてしまいます。 今回は、再検査で切り取った細胞が違った結果を出した ということですが、取ってきた場所が違うので、 このような結果になってしまうのです。 今の医学の限界とも言える問題です。 患者にとっては、不幸な出来事ですが、 誤診とまでは、言えない問題だと思います。
お礼
回答を何度も読み返させて頂きました。 よく分かりました。 丁寧に教えて頂き、ありがとうございました!
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
まず、分からないことがあります。 国立がんセンターでセカンドオピニオン…… というのは、わかりましたが、 どうして、国立がんセンターで治療することになったのでしょうか? http://www.ncc.go.jp/jp/ncch/consultation/secondopinion.html つまり、セカンドオピニオンでは、治療をすることはないのです。 治療をするには、最初から診察を予約して……ということになります。 国立がんセンターで、「小細胞がん」とわかったのならば、 その結果を持って、地域病院へ行けば、治療を早くはじめられた のではないでしょうか? その時点で、地域病院への信頼を失っていたのならば、 「今後は地域病院でお世話になるかもしれません」 というのがわかりません。 (Q)小細胞がんと非小細胞がんの判別は難しいものですか? (A)組織を顕微鏡で見て、この細胞は、何か、 ということを判別するのですが、専門医が見るので、 判別を誤ることは、まずないと思うのですが、 どうして、違う結果がでたのか、データがないのでわかりません。 例えば、セカンドオピニオンならば、 地域病院とがんセンターとで、同じ標本を見て、 判断が違ったということになるのですが、 それならば、なぜ、判断が違ったのか、ということが、 がんセンターから患者に説明されるはずです。 上記のサイトの「病理相談外来」となります。 なので、この点について、がんセンターが質問者様に どのような説明をしたのか、わかりません。 地域病院の診断が明らかに間違っているのならば、 がんセンターからそのような説明があったはずです。 なので、何がどうなっているのか、 どうして、違う結果がでたのか、 具体的な理由・原因が分からないので、何とも申し上げようのない ご質問です。
補足
回答ありがとうございます。 説明が足りずすみません。 標準治療以外の方法を探した父が、がんセンターで新薬の治験を希望したところ、まずはセカンドオピニオンという扱いになると言われました。 地域病院のデータを渡して、確かに治験の対象である。となってから、実際に治験を受けるための検査をしたところ、治験の対象でない=がんの種類が違うと判明。 がんセンターからは、よくある事と言われましたが、よくある事ではないんですね? ガッカリしないよう、気を遣って下さったのでしょうか? 書いていて思い出しましたが、セカンドオピニオンの際に紹介状も書いてもらったと思います。地域病院としてはセカンドオピニオンではなく、転院のつもりだったと思います。 がんセンターからは、まずは抗がん剤治療をしましょう。その後は通院が大変だろうから、地元の病院で治療したらいいと言われています。 そうなると、前の病院に戻るのかと思っています。
- rgk211
- ベストアンサー率31% (124/396)
こんにちは さぞお辛いことかと思います… 質問内容にそっているかどうか少し疑問ですが 体験談上の個人的意見をコメントさせて頂きますね? 一口に【癌』といっても(同じ癌の病名)でも その差は千差万別かと思います ましてや【癌告知】は今や医師の義務にもなりつつあります そして もう1つ厄介な問題があります はっきりと確信出来ないのに【診断】及び【投薬】や治療行為により 患者さんの体調不良にも繋がる可能性が出てきますね? そして更にいえば このような オープンスレッドをコメントするのに躊躇しますが 敢えて質問者様の心中お察しをして コメントさせて頂きます 医師が【癌告知】をする事により 癌保険に加入している方は 癌保険が1度に下りますね? 従って 医師は 迂闊な診断は出来ないと以前知りました もしも誤診だったら?癌保険の1時金は? などなど 医師の思案のしどころ?(不適切な言葉かも汗) ただ5ケ月というのは 決して珍しい事ではないです(個人的に) ●最高の治療を受けるには 細胞をよくよく調べなければなりませんね? それを踏まえたら 5ケ月は決して無駄では無かったと思いますよ(非小細胞が小細胞←ここてはっきりした訳ですから) ネガティブに受け止め過ぎ 医師との信頼関係が崩れる方が今後の治癒力に左右するか?と懸念されます 小さな病院からの診察で 異常を感じ オピニオンを紹介してくれたからこそ はっきりした診断が得られ治療が始まった ●小さな病院で癌診断は難しいです その小さな病院を選んだのは 他ならぬ質問者様のお家ですからね?● その事を念頭に 発見してくれてありがとうと感謝ですよね? 今はまだ不安定な状態で そのような愚痴になるのでしょう? 落ち着いたら 医師に感謝を 医師も人間ですから 質問者様ご自身のお身体も大切に お父様のご回復を願ってコメントさせて頂きました
お礼
実体験を教えて頂き、ありがとうございました。 父との、今後の過ごし方の参考にさせて頂きます。 今は咳が苦しそうなので、抗がん剤で少しでも楽になれば…と思っているのですが。